全国の湖沼の環境悪化でシジミなど貝類の漁獲量が減少するなか、水産庁が来年度から本格的な漁場再生事業に乗り出す。琵琶湖などで試験的に取り組んできた成果を基に、湖底を専用機具で掘り返し生育の妨げとなる水草を除去して湖底の環境を回復させる。2009年度予算の財務省原案で事業費6500万円が盛り込まれた。
滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)は16日、琵琶湖から2枚貝に似た超小型の甲殻類「カイミジンコ」の新種を発見した、と発表した。固有種の可能性もあり、琵琶湖の環境特性を知る手がかりになるという。
ワカサギへの食害防止のため、諏訪湖漁協は12日、魚食性水鳥のカワアイサの大規模な追い払い作戦を始めた。釣り舟組合などの協力を得て、14日まで3日間続ける予定だ。
◇富山大大学院の山崎准教授ら調査「早急な対策必要」
国の天然記念物で、氷見市の一部の河川に生息する日本固有の淡水魚「イタセンパラ」が、オオクチバス(ブラックバス)に捕食されていることが、富山大大学院理工学研究部の山崎裕治准教授(水産学)の研究で分かった。放置すると絶滅の恐れもあるという。【青山郁子】
◇県水産試験場調査
台風で琵琶湖のアユ激減?――。05年に琵琶湖のアユ(コアユ)が不漁となったのは、前年の04年秋に台風が2回も県を通過し、産卵場所の川が増水したり琵琶湖の水が濁った影響で、卵や稚魚が死んだことが原因である可能性があることが、県水産試験場の調査で分かった。
宮崎県南郷町沖に生息するテーブル状のサンゴに、これまで知られていなかった病気が広がっていることを、沖縄高専の山城秀之教授(サンゴ礁生物学)が確認した。
全文表示 "サンゴに謎の白い斑点、未知の病気広がる…宮崎・南郷沖"2月5、6、7の3日間を語呂合わせで「ニゴロブナの日」とすることを滋賀県高島市が決め、日本記念日協会(本部・長野県佐久市)に登録を申請している。ニゴロブナは琵琶湖の固有種で、名産のふなずしの原料。来年、この3日間の日程で全国エコツーリズム大会が同市で開かれることになり、「いっそ記念日に」との話が進んだ。
全文表示 "「ニゴロブナの日」制定を申請 滋賀・高島市"世界で毎年捕られる魚の3分の1超は、魚の養殖や家畜の餌に使われ、直接、人間の口には入らないとの試算が、カナダ・ブリティッシュコロンビア大などの研究グループのまとめで8日、明らかになった。
全文表示 "世界の漁獲37%は餌 研究グループ試算" 由良川漁協(上原義男組合長)は5日、管内の主な河川にハエ310キロ(約8万8000匹)を放流した。
琵琶湖南湖で繁茂する水草への対応策を検討していた滋賀県や国土交通省琵琶湖河川事務所などは3日、船上からの根こそぎ除去や、草を食べる魚など生き物を使った防除に取り組み、群落面積を昭和前半のレベルまで縮小させる方針を決めた。
国の天然記念物で亀岡市内の保津川水系に生息するアユモドキが激減していることが分かった。同市は外来魚から稚魚を守るなどの緊急対策を研究する会を設け、来年2月に素案をまとめる。2日開会の市議会12月定例会に関係議案を提出した。地元自治会や農業団体、NPO法人などの協力を得て緊急対策を実行する団体を発足させ、来年6月の産卵期に備える方針だ。【大西康裕】
全文表示 "<アユモドキ>激減、絶滅の危機 外来魚のエサに?−−亀岡の保津川水系/京都" 国天然記念物の淡水魚アユモドキの保護に取り組む関係者が集まる「保津地域アユモドキ連絡協議会」が1日、京都府亀岡市古世町の市文化資料館で開かれた。NPO法人(特定非営利活動法人)メンバーや地元農家、市・府職員ら28人が参加し、危機的な状況にあるアユモドキをどう守るかを話し合った。