県は19日、県内の川のアユの死がいからナマズ類などの病原細菌「エドワジエラ・イクタルリ」を検出したと発表した。人への影響はないという。昨年は全国で検出されたが、県内では初めて。
県水産課によると、この菌は世界的に発生し、北米ではナマズ養殖場などで感染。国内でも昨年8月以降、東京や山口などでアユから見つかり、今年2月に国が注意喚起した。
これを受け、県が検査し、今月8日に知内川(高島市)で、同12日に姉川河口(長浜市)付近の琵琶湖岸で、それぞれ取ったアユの死がい各2匹から菌を検出。菌は水温20度以上で発生しやく、同課は「アユがいる川や養殖場はおおむね20度以下なので、感染症の多発の可能性は低い」としている。【服部正法】 9月20日朝刊