山梨県の富士五湖の1つ、本栖湖にいるはずのない北米原産の大型外来魚「レイクトラウト」が初めて釣り上げられ、確認されたのが令和4年11月。繁殖による悪影響が懸念される中、6年10月には秋のヒメマスが試し釣りで釣果がなく、漁の解禁が初めて見送られた。漁協など地元関係者はレイクトラウトによる食害が原因とみており、この春のヒメマス漁の再開を目指して対策に本腰を入れている。
“「生き残ってくれ」 本栖湖で外来魚食害のヒメマス 成魚放流などの対策で漁再開目指す” の続きを読む小林市の野尻湖で大繁殖! ボタンウキクサの除去作業始まる
宮崎県小林市の野尻湖で大繁殖している水草の除去作業が9日から始まりました。 川の水質にも影響を及ぼしかねないやっかい者、現地を取材すると、繁殖力だけではないやっかいな点が見えてきました。
“小林市の野尻湖で大繁殖! ボタンウキクサの除去作業始まる” の続きを読むキョンに困惑 シカ科外来動物が房総半島で大繁殖 生息域広がる懸念
シカ科の小さな草食獣「キョン」が房総半島を中心に大繁殖している。特定外来生物として対策が進むが、生息域の拡大も懸念されている。
“キョンに困惑 シカ科外来動物が房総半島で大繁殖 生息域広がる懸念” の続きを読む水草ムジナモ、埼玉で野生復帰 牧野富太郎が発見
埼玉県は7日、NHK連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなった植物学者の牧野富太郎(1862~1957年)が国内で最初に発見し、県内では野生で絶滅したとされていた水草「ムジナモ」が、埼玉大や地元保存会の保全活動で野生復帰したと明らかにした。
“水草ムジナモ、埼玉で野生復帰 牧野富太郎が発見” の続きを読む淡水生物4分の1絶滅危機 日本固有の魚は4割
川や湖といった淡水に生息する世界の魚やザリガニ、トンボなど約2万3千種のうち4分の1が絶滅の危機にあるとの分析結果を国際自然保護連合(IUCN)のチームが8日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。淡水生物の保全状況を地球規模で網羅的に評価した初めての調査。生物種の1割は淡水に生息するとされ、人間の生活や文化とも関わりが深く「絶滅を防ぐため迅速な対応が必要だ」と指摘した。
“淡水生物4分の1絶滅危機 日本固有の魚は4割” の続きを読む吉野川に稚魚放流命令…県が漁協連と3漁協に
徳島県は8日、吉野川で漁業権を持つ吉野川漁業協同組合連合会と、三好河川、吉野川西部、麻植阿波吉野川の3漁業協同組合に対し、漁業法に基づき、稚魚の放流などを求める増殖命令を出した。アユやアマゴの稚魚の放流などを5月末までに行うよう命じている。
“吉野川に稚魚放流命令…県が漁協連と3漁協に” の続きを読む北海道の用水路で“巨大な外来魚”を捕獲→さばいてみると…… 中から出てきた“ヤバすぎる物体”に大興奮「ずっと釘付け」
北海道にある用水路で外来魚を捕獲し、さばいてみた結果がYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で70万回以上再生されています。
“北海道の用水路で“巨大な外来魚”を捕獲→さばいてみると…… 中から出てきた“ヤバすぎる物体”に大興奮「ずっと釘付け」” の続きを読む奄美大島のマングース根絶、多難な道のりと外来生物のこれから
2024年9月3日、東シナ海に浮かぶ鹿児島県奄美大島において、生態系に大きな被害をもたらしたフイリマングース(以下「マングース」)の根絶が宣言された。外来種の根絶事例は世界にいくつか存在するがいずれも小規模で、東京23区よりも広い奄美大島全島級は世界初だといわれる。猛毒のハブ駆除のためにわずか30頭程度のマングースが放たれてから、実に45年目の出来事。根絶に至るまでの多難な道のり、そして外来生物問題のこれからを2人のキーパーソンに語ってもらった。
“奄美大島のマングース根絶、多難な道のりと外来生物のこれから” の続きを読むキレイでも栽培は絶対NG!植物の特定外来生物、見つけたら駆除したい美しくヤバい草花…除去に9600万円かけた事例も
外来種の中でも、特に生態系や人の生活、農林水産業などに被害を及ぼすリスクが高い生物は「特定外来生物」に指定され、厳格な規制対象となっている。昆虫では毒性が強いヒアリやセアカゴケグモ、魚類ではブラックバス、両生類ではウシガエル、哺乳類ではアライグマなどが有名だ。条件付きで飼育ができるアメリカザリガニやアカミミガメ(ミドリガメ)は子どもから大人までおなじみの特定外来生物。だが、意外と知られていないのが植物の特定外来生物だろう。身近に生息しているものも少なくないが、駆除や処分に多額の費用がかかり自治体などを悩ませている植物もある。庭仕事や散歩中などに見つけたら適切な方法で対処しよう。
“キレイでも栽培は絶対NG!植物の特定外来生物、見つけたら駆除したい美しくヤバい草花…除去に9600万円かけた事例も” の続きを読む米国フロリダ州の最後の原生林、「緑のオアシス」オカラ国有林
「今こそ訪れたい世界の旅先25 2025年版」第2回
マレーシアを巡る豪華列車の旅から、グアテマラの活火山でのハイキングまで、ナショナル ジオグラフィックの探検家、写真家、編集者が厳選した世界の旅先25カ所を2025年もご紹介する。