県侵略的外来種の鳥「サンジャク」 南予・高知に生息域拡大か 20年前に南楽園から逃げ出す(愛媛)

 愛媛県が侵略的外来生物に指定している中国大陸原産の鳥「サンジャク」が南予や高知県に生息域を広げている可能性があるとして愛媛県は12日までに、情報収集と生態系や農業被害の把握に努め、高知県と連携して対応する方針を示した。

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道頓堀川にニホンウナギ、JR難波駅北側の商業施設周辺で11匹捕獲

 大阪府立環境農林水産総合研究所は10日、大阪・ミナミの道頓堀川で、国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定しているニホンウナギの生息を初めて確認し、11匹の捕獲に成功したと発表した。同研究所の担当者は「水質が改善され、戻ってきたのではないか」と話している。

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ペットのメダカ放流か…ラムサール条約湿地に観賞用とみられる個体 福井県の中池見湿地、野生種との交雑恐れ

 国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されている福井県敦賀市樫曲の中池見湿地で、野生のメダカとは明らかに異なる体色の個体が見つかった。黒色の色素がなく、観賞用に品種改良されたメダカ「シロメダカ」の可能性がある。同湿地は国内に生息する2種類の一つ、キタノメダカの生息地で、種を定義する基準となる「タイプ標本」の産地に選定されており、野生種との交雑による悪影響が懸念される。

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オオサンショウウオの在来種消えるかも 広島市の川調査、8割が交雑種

 広島市佐伯区の八幡川で、国特別天然記念物のオオサンショウウオと中国原産の外来種の交雑が進んでいる。2022年5月に広島県内で初確認。その後の市の調査で捕獲した8割が交雑種で、専門家は「在来種は消滅の危機にある」と警鐘を鳴らす。交雑種を捕獲して隔離する施設の整備や、他の水系へ生息地を広げないための市民の協力が課題となっている。

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堀が真っ赤に アカウキクサが繁茂 特定外来とみて市が駆除へ 鳥が運んだ?/兵庫・丹波篠山市

 兵庫県丹波篠山市北新町の国史跡・篠山城跡の堀にシダ類の「アカウキクサ」が発生し、一部の堀では一面が真っ赤に染まっている。アカウキクサには在来、外来があるが、ほとんどの場合は外来。さらに特定外来生物に指定されている種類は、拡大を防ぐ観点から法律上、「移動させてはならない」などの禁止事項がある。市は堀のアカウキクサは特定外来の可能性もあると判断。現在、取水口にネットを張るなどして拡大を防ぐ処置をしており、年明けにも駆除作業を開始する。

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気性が荒く、牙も鋭いのに、殺処分には特別な許可が必要…固有種を食べ尽くす「野生化アライグマ」という大問題

 日本は世界有数のサンショウウオ王国である。82種以上もあるサンショウウオ科のうち、少なくとも44種は日本の固有種だ。ところがその一部は絶滅危惧種となっている。人気テレビ番組「池の水ぜんぶ抜く大作戦」(テレビ東京)の解説をつとめる久保田潤一さんは「野生化したアライグマが最凶の天敵となっている。許可のない捕獲や殺処分は違法で、対策は難しい」という――。(第2回)

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桝太一の活躍にも期待 生物多様性の恵み享受も対応に遅れ、保全実現に必要なこと〈AERA〉

 地球温暖化とともに、対応すべき環境問題である生物多様性の危機。その保全実現に向けて何が必要なのか、重要人物は誰か。福岡県保健環境研究所専門研究員・オイカワ丸(中島淳)さんに聞いた。AERA 2023年1月2-9日合併号の記事を紹介する。

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クロウサギの生息域が拡大、南北の分断解消へ 交配進めば遺伝子多様化→絶滅リスク低下も 天敵・マングースは秋にも根絶宣言 鹿児島・奄美大島

 奄美大島に生息する国指定特別天然記念物アマミノクロウサギの生息域が拡大し、島の南北に分断していた個体群がつながりつつある。遺伝子が多様化して感染症などで絶滅するリスクが低下すると考えられ、環境省の担当者は歓迎する。天敵の特定外来種マングースも姿や痕跡が5年近く確認されておらず、同省は早ければ今秋にも根絶宣言を出す。

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