CAS被害 水稲使用薬剤、ソテツに効果 鹿児島県とメーカーが実証試験4月に登録申請

 奄美大島で島内全域に拡大しているソテツシロカイガラムシ(外来種で学名アウラカスピス・ヤスマツイ=英語表記の通称はCAS〈キャス〉)による被害は、加計呂麻島、喜界島にも広がっている。防除では被害葉の切除や繰り返しての薬剤散布などが進められているが、県と薬剤メーカーの実証試験により水稲で使用されている薬剤がソテツにも効果があることが分かり、4月中旬、メーカーによる国への登録申請が行われた。

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家の天敵・シロアリ 対策進む新築に意外な盲点、DIYリノベも要注意…老舗業者が明かす最新事情

 築年数を問わず、住宅の大敵となるシロアリ。気づかないうちに床や柱を食い進み、深刻な被害をもたらすこともある。近年は外来種の流入や猛暑の影響などもあり、被害の様相が変わりつつあるという。老舗のシロアリ駆除業者に現状などを聞いた。

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巨大アメリカナマズ大増殖 漁師奮闘「食べて減らす」 飼料として再利用も 霞ケ浦

 茨城県霞ケ浦で特定外来生物の「アメリカナマズ」が大増殖しています。生態系に影響を与える厄介者を食用や飼料にしようとする取り組みが進んでいます。

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侵略的外来種による経済的損失、世界で年間約5兆円

【AFP=時事】世界中の侵略的外来種による直接的な経済的損失は、過去数十年にわたり、年間約350億ドル(約5兆円)に達しているとする研究結果が26日、学術誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション」に発表された。

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絶対に触ってはいけない… 毒々しいピンクの卵に注意! 神経毒あり 沖縄北部の水田などで確認

 【北部】1981年ごろに食用目的で持ち込まれたとされるジャンボタニシ(スクミリンゴガイ=リンゴガイ科)のピンク色の卵が、成長した緑の稲に付着しているのが金武町や恩納村、名護市、大宜味村、国頭村など北部の水田や湿地帯などで14日、確認された。農林水産省の資料によると「PV2」という神経毒があるとされており、絶対に触ってはいけない。

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「持ち帰らないで」 生態系乱す外来生物オオキンケイギク、和歌山県紀南

 特定外来生物のオオキンケイギク(キク科)が、和歌山県紀南地方の河川敷や道路沿いなどで鮮やかな黄色の花を咲かせている。取り扱いには注意が必要で、栽培や運搬、販売、野外に放つことなどが外来生物法で原則禁止されている。環境省田辺管理官事務所は「きれいだからと家に持ち帰らないで」と呼びかけている。

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湖全体を埋め尽くしていた「ボタンウキクサ」はいま… 爆発的に繁殖した外来植物の撤去が劇的に進む 少しでも残すと3カ月で1000倍に!?【宮崎発】

 2024年夏に宮崎県小林市の野尻湖で爆発的に繁殖していた外来植物ボタンウキクサ。2025年1月から除去作業が開始され、4カ月あまりが経った。現在、ボタンウキクサは減っているのか!?現地を取材すると、劇的に撤去が進んでいた。

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