2008年05月31日

シナイモツゴ:大崎の児童らが里親、NPOと放流/宮城

 淡水生態系の保護に取り組む大崎市鹿島台のNPO法人「シナイモツゴ郷の会」は30日、市立鹿島台小など県内の4小学校に里親として育ててもらった希少魚のシナイモツゴ(コイ科)約300匹を同地区のため池に放流した。ため池はブラックバスなどの天敵がいないことを確認済みで、今後、自力での繁殖が期待される。

 同会は絶滅にひんするシナイモツゴを多くの人の力を借りて増やそうと、ここ数年間、県内の小中高校に里親役を依頼し、6月ごろに卵を引き受け校に提供。学校側は、校内の池でふ化させ、3〜4センチに育ったのを翌年5月ごろ同会に引き渡している。
 この日の放流には、里親を代表して鹿島台小の4〜5年生のうち12人が参加。バケツに小分けした魚を、「いっぱい増えてね」と祈りながら、そっと放した。同会が今年産米から始める「シナイモツゴ郷の米」認証制度に参加予定の地元農家も放流に参加した。
 同会によると、ため池への放流は4年連続で延べ9カ所目。うち1カ所は定着・繁殖を確認した。他は調査がまだ不十分という。シナイモツゴが自然繁殖し、里親へ提供する卵を採取する本源の池は公表していない。【小原博人】 5月31日朝刊

+Yahoo!ニュース-宮城-毎日新聞

Posted by jun at 2008年05月31日 19:54 in 各種イベント, 魚&水棲生物, 自然環境関連

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