国指定天然記念物の淡水魚「ミヤコタナゴ」の生息地保護区となっている栃木県大田原市羽田の農業用水路で20日、環境省、県、大田原市などによる生息調査が実施されたが、7年連続で確認できなかった。
調査は用水路(約750メートル)に約15メートルの間隔で54個のわなを沈め、約2時間後に引きあげ、入り込んだ生物を調べた。
この結果、ミヤコタナゴは確認できなかったが、ミヤコタナゴが卵を産みつけるマツカサガイのほか、タモロコ、ドジョウ、フナなどが見つかった。また、昨年の調査で発見されたブルーギルなどの有害外来種は駆除したことから確認されなかった。
マツカサガイの確認について、環境省の小石宗明・環境専門員は「(ミヤコタナゴが)生息できない環境ではない」と述べ、今後、水質に改善を進めるとともに、昨年度に策定した計画に基づき再放流の検討も進める考えを示した。
この日の調査には、近くの羽田小学校の5年生児童10人も総合学習の一環として参加。わなの引きあげなどを体験した。
Posted by jun at 2008年10月21日 12:32 in 魚&水棲生物, 自然環境関連