2008年08月06日

在来種の稚魚が激減 桂川支流 亀岡でNPOが調査

 京都府亀岡市の桂川支流で、フナやオイカワなど在来種の淡水魚の稚魚数が昨年に比べて激減していることが、NPO法人(特定非営利活動法人)「亀岡人と自然のネットワーク」(上田稔留代表)の調査で1日までに分かった。この川には、国の天然記念物・アユモドキが生息している。外来魚の増加が関係しているとみられ、上田代表は「このままでは、この流域の生態系が変わってしまう」と危機感を募らせている。

 同ネットワークは今年6月アユモドキの産卵の有無を確認するため、この川の産卵水域で稚魚数を調べた。その結果、アユモドキの稚魚数は昨年と変わらず3匹だったが、川の表層や中層で生息する在来7種の稚魚数が激減。昨年425匹確認されたフナが今年はわずか3匹だったのをはじめ、オイカワが78匹から2匹、メダカは177匹から10匹に減っていた。
 原因の一つとして、上田代表はオオクチバスなどの外来魚による捕食を挙げる。環境省と市、同ネットワークが今年5月からアユモドキ生息域で実施した外来魚の稚魚数の捕獲調査では、2500匹以上が確認され、増加が懸念されている。
 上田代表は「根本的な対策をとらなければ2、3年のうちにこの川で絶滅する在来種が出てくるのではないか」と話している。

+Yahoo!ニュース-京都-京都新聞

Posted by jun at 2008年08月06日 17:36 in ブラックバス問題, 外来生物問題, 魚&水棲生物

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