環境省の「平成の名水百選」に選ばれた君津市久留里地区の水で育った淡水魚「ホンモロコ」の特産品化を進めている久留里ホンモロコ生産組合(藤平量郎組合長)が募集したネーミングとロゴマークが決まった。
募集したネーミングには53点、ロゴマークは27点の応募があり、審査の結果、商品を売り込むためのネーミングは青森県弘前市の工藤元市さん(73)の「くるり名水モロコ」に。ロゴマークは久留里城とわき出る井戸水とホンモロコをデザインした君津市の田中弘義さん(68)の作品が選ばれた。ネーミングとロゴマークは同組合が開発した特産品の包装紙やのぼり旗などに使用される。
ホンモロコは琵琶湖などに生息するコイ科の淡水魚。体長は7〜10センチで、ワカサギと比べ臭みがなく、関西では天ぷら、甘露煮、南蛮漬け、つくだ煮などとして人気がある。
現在、組合員5軒が4000平方メートルの養魚池で、約50万匹養殖。安定した水揚げができるようになり、今年は約450キロの漁獲が見込め、鮮魚や生きたままの活魚として東京・築地市場や近隣の料理屋に引き取られている。
このほか、鮮魚のほか、消費拡大には久留里の名産品として販路が広がる加工品作りを、県水産総合研究センターと共に進めている。【児玉賢二】11月9日朝刊