琵琶湖の固有種「ビワマス」を南湖で復活させようと、大津市の市民グループ「ビワマスを琵琶湖のシンボルに育てる会」が23日、稚魚約3000匹を市内の大宮川に放流した。今年で3回目になり、メンバーは「今秋にも初年に放流した稚魚が戻ってくるのでは」と期待している。
今年は地元の子どもたちら約50人が参加した。昨秋ふ化した5−7センチの稚魚をバケツで6カ所に分けて流した。澄んだ川の中で、勢いよく泳ぎ回る稚魚の様子を名残惜しそうに眺めていた。
滋賀大付属小4年の大角実聖君(10)=坂本6丁目=は、流れが急で、水温が低い水中を泳ぐ稚魚を興味深く観察し、「成長して、また元気に戻ってきてほしい」と話していた。
同会によると、稚魚は今年5月ぐらいまで川に留まってから琵琶湖に下る。成長して3、4年後には元の川に帰って来るという。