亀岡市文化資料館の特別展「国の天然記念物アユモドキと保津川水系のサカナたち」が、同市古世町の同館で開かれている。普段は歴史民俗資料が陳列されている展示室に水槽が並び、貴重なアユモドキをはじめ、保津川水系に暮らす魚の泳ぐ姿が楽しめる。
アユモドキは、外来魚の増加など環境の変化で数が激減しており、現在は亀岡市や岡山県内の一部にしか生息していない。亀岡でも生きたアユモドキを見る機会はほとんどなく、「資料館を期間限定の水族館にして生態系保護の機運を盛り上げよう」(同館)と、特別展を企画した。
展示室には、タモロコやオイカワなど保津川水系にすむ魚25種の水槽を並べた。天然記念物のアユモドキは国の許可を得て、琵琶湖博物館(草津市)から10匹を借りて展示。実物の魚と合わせ、保津川の伝統漁具などの資料約70点も紹介している。
特別展は12月7日まで(月曜休館)。大人360円、小中学生210円。亀岡市内在住の小中学生は無料。15、16の両日は全館無料開放する。問い合わせは同館TEL0771(22)0599。