2008年11月27日

絶滅の危機、アユモドキ救え 亀岡市 研究会設立へ

 外来魚の増加で絶滅の危機に直面している国の天然記念物・アユモドキの保護に向け、京都府の亀岡市は淡水魚や河川工学などの専門家による研究会を近く立ち上げる。外来魚駆除や産卵に適した環境の整備など、アユモドキの増殖に必要な緊急対策を本年度中にまとめる。

 淡水魚保護に取り組むNPO法人(特定非営利活動法人)などの調査によると、市内の保津川水系に住むアユモドキは今年9月時点で約200匹と推測され、昨年同期に比べて約4分の1に減少している。特に調査では、今年生まれの稚魚が1匹も確認できず「将来、子孫が残せなくなる危機的な状況」(市環境政策課)という。
 稚魚の多くは、水系に不法に持ち込まれたブラックバスなどの外来魚が食べたとみられ、市や市民グループがため池や川で外来魚駆除に取り組んでいる。地道な駆除作戦と併せ、研究会では、来年の産卵期に向けて緊急に取り組むべき保護・増殖策を考える。
 淡水魚や河川工学、水質などの専門家5人でつくる予定で、本年度中に報告書をまとめる。市環境政策課は「今、対策を打たなければ希少な生物が無くなってしまう。専門家の報告を基に、市民グループや関係機関と連携して保護に取り組む」としている。

+Yahoo!ニュース-京都-京都新聞

Posted by jun at 2008年11月27日 12:45 in 外来生物問題, 魚&水棲生物, 自然環境関連

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