【滋賀県】絶滅の恐れのあるイチモンジタナゴを守り、増やそうと、湖北町上山田の和泉神社のため池に、市民団体「滋賀タナゴネット」と地域住民が協力して、タナゴ50匹を放流した。
湖北町産の体長4−7センチの成魚。タナゴが産卵に使う二枚貝なども放流した。様子を見てタナゴ50匹を追加する。
タナゴネットのメンバーで岐阜経済大4年の西田翔太郎さん(22)は「この池を拠点に周囲のため池にも増やしていきたい」と期待。今後、成育状況を継続して調査する。上山田の松本芳巳区長(55)は「住民の目が光っているので安心。大切に守りたい」と話した。
イチモンジタナゴは環境省のレッドリストで絶滅危惧(きぐ)1A類に指定。県の希少野生動植物種で、県内での捕獲が禁止されている。2000年ごろに湖北町内のため池で確認されたが、環境が悪化。タナゴネットが増殖の候補地を捜し、同じ水系の和泉神社のため池に決めた。
先月11日、ため池の泥を流し出し、外来魚のブルーギルを駆除。1カ月程度池干しして放流の準備を進めていた。 (近藤歩)
Posted by jun at 2008年06月24日 12:53 in 外来生物問題, 魚&水棲生物, 自然環境関連