2008年05月27日

ナマズ熱愛シーズン 湖北の水田

 【滋賀県】琵琶湖のナマズが繁殖期を迎え、人の暮らしと結び付いた生命の営みが繰り広げられている。湖北町の湖北野鳥センター近くでは、田植えを終わった水田に、雨で増水した用水路を伝って入ってきた何組ものペアが産卵している。

 魚体を半ば水面に出した体長50−60センチの雌に、40センチほどの雄が寄り添い回遊。時折止まって、産卵を促すため雄が雌に体を巻き付けた後、産卵・受精する。

 かつてはありふれた風景だったが、ほ場整備が進んだのに伴い、多くの場所では水路が深くなり、水田との落差が大きくなって魚が上れなくなっている。魚類に詳しい多賀町立博物館の金尾滋史学芸員によると、水田での産卵が確認できるのは、県内でも20カ所前後で「自然の状態で見られるのは極めて珍しい」と話している。

 卵は2日ほどでふ化し、約3週間後には5−7センチに育った稚魚が琵琶湖へ旅立つという。(近藤歩)

+Yahoo!ニュース-滋賀-中日新聞

Posted by jun at 2008年05月27日 16:04 in 魚&水棲生物, 自然環境関連

mark-aa.jpg