ワカサギへの食害防止のため、諏訪湖漁協は12日、魚食性水鳥のカワアイサの大規模な追い払い作戦を始めた。釣り舟組合などの協力を得て、14日まで3日間続ける予定だ。
初日は漁船など約30隻が動員され、湖全域を4区画に分けて展開。中心部に陣取った指令船の指示で、朝から夕方まで、各区画に配置された追い払い機動船が群れを追った。
機動船が近づくと、湖面にいた1000羽以上の群れは一斉に飛び立ち、分散して別の場所に着水。さらに追われると、また飛び立ち、周辺を右往左往する光景が見られた。
藤森貫治組合長は「集団がばらつき、それをさらに追った。カワアイサは集団で潜水して魚の追い込み漁をするので、小さな群れでは効率が悪くなる。通常1日400グラム食べると言われるが、食べる時間はなかったのではないか」と話した。
13日はラジコンの船や飛行機も動員したが、群れがいなくなったため、午前中で打ち切った。【武田博仁】 12月14日朝刊