2008年07月08日

外来魚ブルーギルで養鶏飼料=餌代削減に期待−立命館大など

 湖や沼などで生態系への悪影響が問題となっている外来魚ブルーギルから栄養価の高い養鶏の飼料を作ることに、立命館大生命科学部生物工学科の久保幹教授(環境微生物工学)らが7日までに成功した。餌の量を以前より減らしてもよく育つことから、穀物価格の高騰で養鶏飼料が値上がりする中、餌代の削減が期待できる。

 久保教授らは、琵琶湖に生息するブルーギルを細かく砕き、納豆菌の一種である「HA12」という微生物を使い、たんぱく質をさらに細かくペプチド化した。これを大豆やトウモロコシなどの飼料に混ぜ、シャモに与えたところ、5〜10%体重が重くなった。
 琵琶湖から駆除したブルーギルを回収し、粉末化していた滋賀県の淡海再資源化協同組合と共同で研究。ペプチド化すると、ただ粉末化しただけよりも吸収率が上がり、養鶏の健康にも良いという。同じ外来魚であるブラックバスからも作れる。今後1年以内に事業化されるという。
 滋賀県によると、琵琶湖で駆除される外来魚は年間500トン以上で、その大半はブルーギルという。 

+Yahoo!ニュース-社会-時事通信

Posted by jun at 2008年07月08日 12:18 in ブラックバス問題, 外来生物問題, 魚&水棲生物

mark-aa.jpg