2008年12月17日

琵琶湖で新種ミジンコ 固有種の可能性も

 滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)は16日、琵琶湖から2枚貝に似た超小型の甲殻類「カイミジンコ」の新種を発見した、と発表した。固有種の可能性もあり、琵琶湖の環境特性を知る手がかりになるという。

 イギリスから来日し、カイミジンコの研究をしている同博物館のロビン・スミス主任学芸員(37)と、ドイツの研究者が1997年から昨年まで同博物館が行った調査の中で発見し、イギリスの学術誌に発表した。
 見つかったのはカンドナ科と呼ばれる1ミリ程度のカイミジンコ。これまでに世界各地で数100種が見つかっているが、琵琶湖では5種類しか確認されていなかった。スミス主任学芸員らは琵琶湖でまだ確認されていない18種類を発見、うち11種が新種だった。
 新種にはそれぞれ名前を付けたが、1種類は採集に協力した県琵琶湖環境科学研究センターの西野麻知子総合解析部門長にちなみ「ニシノマメガタカンドナ」と名付けた。
 カイミジンコは水深や水質によってすみ分けることから、湖の環境の特性を知る上で重要な生物として知られており、スミス主任学芸員は「これから、それぞれの種類の生態などを調べていきたい」と話している。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2008年12月17日 10:13 in 魚&水棲生物

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