2008年10月13日

ウシモツゴ1000匹を再放流 関の虚空蔵池に児童ら

 【岐阜県】環境省の絶滅危惧(きぐ)類に指定されているウシモツゴの保護活動に関市を中心に取り組んでいる「ウシモツゴを守る会」(三輪芳明会長)は9日、外来魚を駆除しウシモツゴを移動した関市市平賀の虚空蔵(こくぞう)池に、地元の富岡小学校の4年生とともにウシモツゴ1000匹を再放流した。

 同池にはかつてウシモツゴがいたが、外来魚に駆逐された。同会は外来魚を駆除したうえで一昨年秋、同池にウシモツゴ4000匹を放流。しかし、昨年夏に外来魚のブルーギルがまた確認され、今年1月、池の水を抜いて7000匹を駆除した。

 同時に救出したウシモツゴ750匹は、各務原市の県河川環境研究所や美濃市の県中濃総合庁舎に預けて飼育してもらっていたが“安全”が確認できたため、池に戻すことにした。再放流までに卵がふ化して少し数が増えた。

 富岡小の4年生は総合学習の中で地域の絶滅危惧種などについて勉強しており、その一環で放流に参加した。児童たちは、会員からバケツに小分けしてもらったウシモツゴを2人1組で運び、池の岸から「大きく育ってね」と、そっと水の中に流し入れた。

 会は今後も定期的な調査を続け、池に外来魚が現れないかなどを監視する。(武藤宗広)

+Yahoo!ニュース-岐阜-中日新聞

Posted by jun at 2008年10月13日 22:22 in 外来生物問題, 魚&水棲生物

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