2008年10月13日

サキグロタマツメタガイ:アサリの天敵、卵塊を一斉駆除−−万石浦/宮城

 石巻市と女川町にまたがる万石浦の沿岸各漁協で構成する「万石浦漁場整備開発促進協議会」は10日、アサリを捕食する外来種の巻き貝「サキグロタマツメタガイ」の卵塊の一斉駆除作業を行った。

 サキグロは、アサリの殻に穴を開けて身を食べ、死滅させる。中国などから輸入されたアサリの稚貝に混入して増殖。県内各地でも被害が増え、今年も万石浦や松島湾に面した東名浜海岸(東松島市)などで潮干狩りが中止されるなど被害が拡大している。石巻専修大理工学部生物生産工学科の大越健嗣教授によると、9月下旬から11月上旬に産卵期を迎え、約1カ月でふ化するという。
 この日は、県漁協石巻湾支所の組合員が、最干潮の午前6時から各漁場ごとに分かれ、駆除作業を開始。おわんを伏せたような台形状の卵塊を約2時間で計286キロ採集した。
 大越教授は「湾内に生息するイシガニがサキグロを捕食していることが確認されているが、駆除は人海戦術による親貝の採集と卵塊駆除しかない」としており、同協議会は今月中に再度、駆除作業を実施する予定だ。【石川忠雄】 10月11日朝刊

+Yahoo!ニュース-宮城-毎日新聞

Posted by jun at 2008年10月13日 22:18 in 外来生物問題

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