2008年05月14日

松本・女鳥羽川:自然な景観つくろう 生態系配慮し護岸工事/長野

 松本市を流れる1級河川・女鳥羽(めとば)川で、魚や植物の生態を考慮した護岸工事が進んでいる。本来は豪雨時のはんらんを防ぐための改修だが、地域の環境団体の要請を受け、コンクリートを多用せずに大小の岩などを用いた自然な景観づくりに配慮した。

 工事は県奈良井川改良事務所が発注。01年に始まり、現在は大橋―桜橋区間(全長700メートル)で、河川敷に重機などで護岸を固める作業が進んでいる。当初、同事務所ではコンクリートで全面を固める護岸工事を計画。流域の環境保全活動を続ける「女鳥羽川の自然を考える会」(丸山隆一郎代表代行)が、景観が損なわれることや生態系の破壊を懸念。00年に計画修正を求めて県と協議した結果、工法は最大で縦横2メートル程度の岩を護岸材の一部に用いる「多自然型護岸」に変更された。
 02年までに完成した千歳橋―大橋間(400メートル)はウグイ、ドジョウ、フナなどの魚や、ヤゴ、ゲンゴロウなどの昆虫が多く集まるようになったという。丸山さんは「川の美しさは私たちの誇り。上流で見られるホタルを市街地でも見られるようにしたい」と話している。【渡辺諒】 5月13日朝刊

+Yahoo!ニュース-長野-毎日新聞

Posted by jun at 2008年05月14日 13:39 in 魚&水棲生物, 自然環境関連, 内水面行政関連

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