京の師走の風物詩「鯉揚げ」が2日、京都市右京区嵯峨の広沢池で始まった。養殖業者らが丸々と育ったコイを次々とすくい上げ、生きのいい魚を買い求める人たちが岸辺に列をつくった。
県は24日、防府市佐野の遊水池(約4000平方メートル、深さ1・7メートル)でコイヘルペスウイルス(KHV)の発生が確認されたと発表した。
環境保全の意識を高めようと、京都市右京区嵯峨天竜寺の大堰川で24日、山田啓二京都府知事や地元の幼稚園児らが、フナの稚魚を放流した。
全文表示 "大堰川でフナの稚魚1500匹放流 知事や園児らが環境保全" 県は7日、吉野川支流の江川(吉野川市)で見つかったコイの死がいから、コイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出たと発表した。コイヘルペスウイルス病で死んだ可能性があり、確定診断のため、三重県内の研究機関へ検体を送った。
県内のニシキゴイ養殖業者でコイヘルペスウイルス(KHV)感染が相次いだ問題で、県は31日、感染源などの調査結果を発表した。県の防疫マニュアルに反し、業者間で繁殖用の親魚を貸し借りしたことなどが、まん延の原因と断定。先月以降、1カ月以上感染例がないことから、感染の疑いがない業者は1日以降、コイの出荷などの自粛を解除する。
県は16日、吉野川市内の民家敷地内にある池で、コイヘルペスウイルス(KHV)病に感染した可能性のあるコイ5匹の死がいが見つかったと発表した。県立水産研究所(美波町)で行った1次診断では陽性反応を示しており、県は精度の高い2次診断を行うため、三重県内の研究所へ検体を送った。
◇県内水面漁場管理委
萩市川上の阿武川上流長門峡の龍宮淵でコイヘルペスウイルス(KHV)に感染したコイが見つかり、漁業者や学識経験者で作る県内水面漁場管理委員会は13日、感染拡大を防ぐため、漁業法に基づき、阿武川水系からのコイの持ち出しを禁止した。期間は1年間。【佐藤丈一】
福井県大野市の九頭竜川上流域で死んだコイ39匹が見つかり、県は25日、コイヘルペスウイルス病とみられると発表した。同川水系では04年にもコイヘルペスが大量発生し、コイ約5800匹を回収している。
七戸町の個人宅の庭にある池で死んだニシキゴイ1匹から、コイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出たことが、県から発表された。コイは観賞用で、他の池に影響はない。県は池の消毒と、現在生き残っているコイ1匹を焼却処分するよう指導した。
市町村では全国一のコイの産地・郡山市のコイ養殖業者のため池などのマゴイが昨年、コイヘルペスウイルス(KHV)に感染した問題で、2005年の市内のコイ生産量が04年の3分の2程度と大幅に減少したことが13日、東北農政局福島農政事務所の調査で分かった。
全文表示 "郡山産コイ大幅減KHV感染04年比で3割超影響" 県内の養鯉(ようり)業者でコイヘルペスウイルス(KHV)感染が相次いでいる問題で、県水産課は11日、新たに小千谷市の業者で7匹、津南町の業者で2匹のニシキゴイが感染したと発表した。両業者は感染が疑われる約500匹を処分する。今年に入り、養鯉業者で感染が確認されたのは8件、26匹となった。
県水産振興室は4日、熊野町の農業用ため池「郷原池」で死んだニシキゴイ6匹から、コイヘルペスウイルス(KHV)遺伝子の陽性反応が出たと発表した。この池では05年5月にも死んだニシキゴイからKHV遺伝子が検出されて池を消毒をしているが、2年連続で同じ池でKHV病で死んだコイが確認されたのは県内初という。