県は7日、吉野川支流の江川(吉野川市)で見つかったコイの死がいから、コイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出たと発表した。コイヘルペスウイルス病で死んだ可能性があり、確定診断のため、三重県内の研究機関へ検体を送った。
県水産課によると、5日、県川島土木事務所から連絡があった。職員が調べたところ、500メートルにわたって浮いている11匹の死がいを発見・回収した。うち、1匹が陽性反応を示した。
江川では、先月中旬、今回の現場から約2キロ上流の池で、KHV病で死ぬコイが相次ぎ、死がい約70匹を含む約400匹が処分された。【植松晃一】 9月8日朝刊 (毎日新聞)