環境保全の意識を高めようと、京都市右京区嵯峨天竜寺の大堰川で24日、山田啓二京都府知事や地元の幼稚園児らが、フナの稚魚を放流した。
嵯峨・嵐山地域の旅館や飲食店、社寺などでつくる「嵐峡の清流を守る会」が実施した。以前はコイを放流していたが、コイヘルペスの問題を考慮して、今回はフナ1500匹を用意した。
園児約200人と山田知事らが2組に分かれて、バケツに入った体長10センチほどの稚魚を川に放流した。園児たちは「元気に育ってね」「大きくなってね」と声を上げて、魚の行方を見守っていた。 (京都新聞)