2006年05月17日

ニシキゴイ:産地絶対守れ 長岡市全域の業者大同団結/新潟

 長岡市として合併した旧山古志村など旧市町のニシキゴイ業者ら116人が「長岡市錦鯉養殖組合」に加盟し、15日夜、ニシキゴイ業者が同市全体で大同団結した。今後、コイヘルペスウイルス(KHV)対策の強化や中越地震からの復興を目指し、行政との連携を図る。

 同市は2度の合併を経て、ニシキゴイ発祥の地といわれる旧山古志村などを抱えるコイの一大産地となった。しかし輸出の際、1件あたり14万円のKHV検査が年2回求められるなど費用負担が増加し、補助金交付などの効率化が懸案となっていた。五十嵐世樹理事長(58)は「KHVや地震の影響で、旧長岡市だけで3割の業者がやめた。組合を通すことで行政からの補助金を受け取りやすくするなどして、産地を守っていかなければ」と話した。【渡辺暢】

5月17日朝刊
(毎日新聞)

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Posted by jun at 2006年05月17日 14:03 in KHV関連

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