2005年04月20日
「MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES 10」
FILE 10 チョロイはずの試合だったのに……
FLW TOUR第4戦ビーバーレイク大会
FLW TOUR第4戦ビーバー・レイク大会では、今シーズンはじめて7日間ものプラクティスができた。ビーバー・レイクはFLWが開催するフィールドの中ではもっとも小さいフィールドで、数日あれば簡単に全域を回ることができるほどの規模だ(他は7日間あっても回りきれないことが多い)。しかもこの湖での試合は私にとって3回めということもあり、予備知識も多い。プラクティスをはじめたら、すぐに「こんなに釣れてもエエんかーーッ!」というくらい釣れてしまった。数はもちろんサイズもよく、過去の1日の最重量をラクに越えてしまうほどのビッグウエイトを釣ってしまったのだ。
全文表示 "「MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES 10」"2005年04月08日
「MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES 9」
FILE 9 ついにシーズン終了。とにかく楽しかったバスマスターツアー
BASS CITGOバスマスターツアー第6戦ミズーリ州テーブルロック・レイク戦
バスマスターツアー最終戦はテーブルロック・レイクで開催された。昨シーズンもこの湖で大会が開催されたから、ここに来るのは今回で2度め。昨年は時期的に多少早くトーナメントが開催されたため、バスの活性は上がりきっていなかった。今年は昨年より時期が遅いし、「簡単にバスを見つけられるんとちゃうか〜」と安易な気持ちで現地入りした。ところが、これが意外にも3日間のプラクティスでは非常に攻略が難しいレイクだった。
全文表示 "「MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES 9」"2005年03月23日
MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE8」
FILE 8 体調管理に気をつけないと、チャンスは消える……
BASS CITGOバスマスターツアー第5戦ノースキャロライナ州レイク・ノーマン戦
ついに……た、倒れてしまったぁ(T-T)。まさかここまで疲労がたまってしまうとは……。「バスフィッシングは、ホントに過酷なスポーツなんやな〜」と再認識した。寝不足で、眠い目をこすりながら何10時間、何日もかけて移動。毎日冬用の防寒着を身につけて湖に出て、まったくパターンが見えないプラクティスがあっても自分の中ではその結果をポジティブに消化して。さらに本戦でのプレッシャー、食事とか洗濯とか身の周りの雑用もあるし、アメリカを転戦するのはメチャメチャ辛い。でも、勝ったときの楽しさとか嬉しさがあるから続けられるわけで、風邪を引いてボーっとしてても、私は今日も、明日もトーナメントを闘っている。
全文表示 "MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE8」"2005年03月18日
MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE7」
FILE 7 試合の順位は練習量に比例する!?
FLW TOUR第3戦ワチータ・リバー大会編
バスマスターツアー第4戦ストローム・サーモンド大会が終了してFLW TOUR第3戦ワチータ・リバー大会に挑んだのだが、今回もまた直前プラクティスは2日間しかできないスケジュールだった。ストローム・サーモンド戦もそうだったが、直前プラクティスの時間が3日間以上取れなさそうなレイクでは、優先的にプリプラクティスを行なっている。このプリプラから得た情報によって、今年は数多くの試合で好勝負ができた。バスフィッシングはバスや自然との闘いであって、アングラー同志の闘いだとは思っていない。エリアがバッティングしたり、混戦になった場合にはアングラー同志の駆け引きも勝負の分かれめになる。しかしその根本が“自然vsアングラー”という構図にあることは誰もが賛成してくれるだろう。本戦で天候がどう変わろうと、そのコンディションにアジャストしてバスをキャッチするのがバストーナメントであって、私たちはそれを仕事にしているのだ。
全文表示 "MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE7」"2005年03月09日
MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE6」
FILE 6 ちょっぴり悔しいけど満足の47位
BASS CITGOバスマスターツアー第4戦J.ストローム・サーモンド・リザーバー大会
いや〜、疲れたね〜。連戦が終わって、また連戦。最初の4連戦が終わったあとも、FLW TOUR 第3戦(ワチータ・リバー大会)のプラクティスに行ってからバスマスターツアー第3戦(レイク・ガンタースビル大会)に移動したから、実際には1月中旬から釣りっぱなしという感じ。ガンターズビルでは初の決勝進出を果たして、しかも楽しい釣りができたうえに2位という結果。今回はそんないい気持ちのまま、第4戦(J.ストローム・サーモンド・リザーバー大会)に突入した。今大会は少ない時間でどれだけ状況を把握できるかが勝負だと思っていたが、移動とエレキのトラブルがあったため、結局1日半しかプラクティスができなかった。
全文表示 "MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE6」"2005年03月03日
MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE5」
FILE 5 悔しいけど、エエ気分
バスマスターツアー第3戦レイク・ガンタースビル大会編
いやぁ、今回のトーナメントはホントに楽しかった。会場もかなり盛り上がっていて、「みんなオレのために盛り上がってくれて、アリガトー!」といった感じで、ちょっと浮かれた(笑)。周りは「30Lbを釣っても勝てへんの!?」といった雰囲気で、「よぅ釣ったな〜。オマエ、スゴいやんけ」と言ってくれた。私は自分が不幸な星のもとに産まれてきた子だと思っていたが、やっと私にも神様が微笑んでくれた。というか、これが私の実力なのだぁ!(爆笑)。
全文表示 "MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE5」"2005年02月15日
MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE4」
FILE 4 フロリダのレイクには……もぉ行きたくない
FLW TOUR第2戦レイク・トホ大会編
今シーズンがスタートしてなんと4週間連続でトーナメント出場という過酷な旅の最終戦、FLW TOUR第2戦レイク・トホ大会が終了した。今の正直な気持ちは……。
「もぉ〜フロリダには行きたなぁぁああい! フロリダなんて、半島ごと沈んでまえぇぇええ!」。
といったところだろうか(笑)。
2005年02月08日
MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE3」
FILE 3 戦術という大きな壁
BASS CITGOバスマスターツアー第2戦レイク・ハリスチェーン・オブ・レイクス大会編
「トーナメントがひとつ終わり、また次のトーナメントがはじまる」という繰り返しで迎えたBASS CITGOバスマスターツアー第2戦フロリダ州ハリスチェーン・オブ・レイクス大会。第1戦で味わった苦しみから完全に立ち直る前に、私はハリス入った。いつまでもクヨクヨはしてられない……いや、けっしてクヨクヨはしていない。だが、ただ自分の戦術の組み立て方の荒さに嫌気がさして、アメリカでやっていく自信すら失いかけたのは事実。第1戦が終わってすぐに第2戦のプラクティスに入る予定だったため、レイク・トホの余韻を引きずっているヒマさえなかったというのが正直なところだ。幸運にもハリスチェーンでのプラクティスはスムーズに進んだので、「やれるゾ!」という気持ちで本戦を迎えられた。今大会の収穫は、「自分のパターンを信じてやれば上位に食い込むチャンスがある」ことを再認識できたことだが、「戦術の見直しの強化」が改めて課題となった。
全文表示 "MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES「FILE3」"2005年02月04日
MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES 「FILE2」
FILE 2 俺はトーナメントに向いてるんだろうか!?
BASSバスマスターツアー第1戦レイク・トホ大会編
いきなりのヘタレモードだが、2大会連続でボロ負けして「メチャメチャ複雑」というのが現在の率直な心境だ。試合前は、まさかこんな惨敗を味わうとは思っていなかった。釣れない選手が多い中で、実際に大森貴洋は釣れてたわけで、彼の優勝は同じ日本人として嬉しい。でも、お祝いムードに100%浸れないのは、自分の不甲斐なさがあるからだ。151位で終わったのも悔しいが、心理的には2日めのノーフィッシュのほうが辛い。どん底まで落ちた感じだから、後は這い上がるだけか……。自分の力のなさに直面した大会だった。
全文表示 "MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES 「FILE2」"2005年01月24日
MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES 「FILE 1」
FILE 1 パートナーのミスで失格……2005年はホロ苦いスタートに
FLW TOUR第1戦レイク・オキチョビー大会編
もう正月気分なんか消え去ってしまったと思うけど、明けましておめでとう。今回からこのbasswaveでアメリカのトーナメントレポートを届けることになったので、よろしく。みんなはすでに結果を知っていると思うけど、今回は1月19日からはじまった今シーズン第1試合め、FLW TOUR第1戦レイク・オキチョビー大会のレポートをお届けしよう。
全文表示 "MORIZO'S U.S.TOURNEY FILES 「FILE 1」"