2004年10月20日

山中湖04/10/20

Field Condition
早朝の気温が2℃、水温が18℃前後、水位は1m増、ターンオーバーと台風でニゴリあり
Catching Rates for This Week:3
Fishing Patterns & Reasons
シャローのストラクチャー、ウイード周りを丁寧に広範囲に攻略する
Pro’s Tips 
 たて続けに台風の影響を受けた山中湖ではターンオーバーのニゴリが風や大雨で巻き上げられて、通常の透明度の高い湖水ではなくなっている。水位も定常時から1mくらい増水していて、普段浜になっていた場所が水没している。そのため、ウイードのインサイドからショアラインまでに距離ができているが、この新しい水域にバスはあまり廻ってきていない。どちらかというと、水深は変わっても元々いたストラクチャーにタイトについている。バイブレーション、スピナーベイトのような広範囲に探れるルアーがもっともよいが、爆釣する日もあれば、ボウズで終わる日もありムラがある。水位やニゴリが落ち着くにはまだ1ヶ月くらいはかかりそうだ。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 10:45

2004年10月06日

山中湖04/10/6

Field Condition
朝の気温は10℃前半。水温は20〜22℃とまだ高い
Catching Rates for This Week:3
Fishing Patterns & Reasons
シャローに上がってきたバス、ディープでクルージングするバスをねらう
Pro’s Tips
 気温と水温が逆転してしまう時期で、特にフォールターンの影響が出はじめる微妙な時期でもある。ワカサギの群にもばらつきがあり、ディープを攻略できないこともないが、シャローでのクランキングやスピナーベイティングがもっとも有効はテクニックといえる。ウイードのインサイド、アウトサイド、ウイードの中といたるシャロースポットにバスが潜んでいるので、とにかくキャスト数の多さでバスにアピールしたい。回遊していない居着きのワカサギが水中島や張り出しの先端にステイしていて、それを捕食するバスがいるのも念頭に置いておこう。ディープ攻略のキーになるのは間違いない。
 夏の終わり頃からはじまったフォールターンだが、最近の台風や強風の影響で湖がかき回され、フォールターンの落ち着きがよくない。これが落ち着くと、また別のパターンが誕生するので、釣行時にチェックしたいのはフォールターンの進行具合とワカサギの群の大きさだ。
 それと、最近すごく気になるのが、キャスティング技術の低下である。サイドキャストをする人が増えているせいか、特にボートでのアングラーがよくルアーを耳や頭に刺している。周りを見てからキャストするのも大事だと思うが、縦にロッドを振り下ろすキャスティングの練習も心がけたい。
 今、山中湖で釣れるバスのアベレージは43cmくらいで、小さいのが混じらないのが特徴。最近の最高は49cm。どのバスも絵に描いたようにキレイでお腹がパンパンのグッドシェイプ。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 10:30

2004年08月31日

山中湖04/8/31

Field Condition
朝夕の気温が15℃、日中は22℃とかなり涼しくなってきた。台風の影響で水位は1m増+激ニゴリ状態。
Catching Rates for This Week:2
Fishing Patterns & Reasons
ディープのストロングなテクニックを重視。
Pro’s Tips
 山中湖では夏が終わって、秋の気配が入りはじめるころ。ただ、まだどちらとも取れない水温と気温変動でバスの活性は低い。今週末に開催されるJBマスターズのプラクティスで湖に出ているアングラーも多く、非常にタフな状況が続いている。それに輪を掛けたように台風が通り過ぎ、今週から来週の中頃までは安定した釣果を望めないだろう。
 9月中旬になると、ワカサギの群が7〜8mラインに集まりはじめ、これがひとつのカギとなる。魚探でレンジをチェックし、ワカサギの群が通り過ぎようとしていたら、ジグスプーンやテールスピンジグなどを遠投してディープを探るメソッドで攻略したい。山中湖の醍醐味、特に今年は40cmアベレージのキレイでお腹がパンパンのバスが釣れるところにある。ライトリグでスローな展開で釣るより、ダイナミックにベイトタックルでガンガン攻めたい。ワカサギの群にバスがついてスクールしている場合、連続して40mオーバーが釣れ、運がよければ50cm近いグッドサイズも釣れてくる。水温、ワカサギの層が安定するまでの辛抱か!?

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 17:29

2004年08月03日

山中湖04/8/3

Field Condition
風、雨、台風、ウェイクボートの引き波で湖全体にニゴリが入っている。
Catching Rates for This Week:3
Fishing Patterns & Reasons
ディープと超シャローと極端なパターンが発生している
Pro’s Tips
 水温、水質が安定しはじめたと思うと台風や降雨が起こり、また厳しい状況に戻ってしまう。全体的に釣るのが難しくなってきたが、的をえた釣り方で攻められれば納得できる釣果やサイズに巡り会えるだろう。
 ディープパターン:ベイトフィッシュについて回遊するバスを釣る。水深5〜7mレンジにバスが密集していて、平均して6mがひとつの目安。たとえば水深8mのハードボトムの上、6mラインにサスペンドしている。岬の先端であったり、水中島であったり、ベイトフィッシュが回遊するルートでバスが待ち伏せしていたり、また一緒に回遊している。バスのレンジやエリアは毎日変わるので、同じようなレンジでハードボトムが絡んだ場所をいくつか押さえておいてラン&ガンでカバーしたい。ディープのバスはエサをよく食べているので、グッドコンディションでサイズもいい。
 シャローパターン:超シャローを攻略する。水深1m以浅のシャロー、特に岩などのストラクチャーが目で確認できる深さがカギになる。ニゴッていてもストラクチャーがある程度見える水深とエリアを選定したら、スモールベイトをマシンガンキャストしてリアクションでバイトさせる。ただし超シャローエリアの周りにはウェイクボートをやっている人がいるので注意が必要。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 14:25

2004年07月06日

山中湖04/7/6

Field Condition
水温24℃と上昇傾向にあり、バスはバテ気味
Catching Rates for This Week:2
Fishing Patterns & Reasons
アフタースポーンから回復したバス、そしてミドルレンジにサスペンドしたバスを集中的に攻略する
Pro’s Tips
 難しい時期に突入した。アフタースポーンから完全に回復したバスはウイードのインサイドのどシャローエリアをたむろしていて、その他で比較的ねらいやすいのはワカサギを追って中層を回遊している。しかし梅雨にも係わらず降雨が少なく水温が上昇するばかりで、バスがヤル気をなくしている。ライトリグでも食わせ辛いときもある。ただし時間や場所などタイミングさえ合えば、スピナーベイトなど広範囲にカバーできるハードベイトで楽しめる。天候次第で釣果に変動あり。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 17:40

2004年06月08日

山中湖04/6/8

Field Condition
ウイードが伸びはじめた。水温20℃。
Catching Rates for This Week:4.5
Fishing Patterns & Reasons
シャローを中心に攻略。40cmオーバーのグッドサイズがアフタースポーンから回復している。
Pro’s Tips
 典型的なアフタースポーンとアーリーサマー・パターンが交差した感じ。長池からママの森にかけて北側湖面ではすでにアフタースポーンから回復したバスがシャローに入っていて、サイズもいい。ウイードのインサイドを回遊している。また今年はしっかりしたウイードが伸びているので、ウイードエッジの釣りが栄えそうだ。
 アフターのバスは3〜4mラインについている。こっちのほうが数は多く釣果は上がるはずなのだが、ちょうどこのレンジ付近にウイードが生えていて、その上にヘラブナが群れを成していて、それをヘラブナねらいの釣り人がボートで陣取っている。それを警戒してか、いまいちバスの反応はよくないが、全体的にはよく釣れている。
 1/16ozのジグヘッドにグラブをセットし、ウイードのアウトサイドのエッジをスローにスイミングさせるとよい。またテキサスリグ(ウエイトは7g)をウイードの真ん中に落とし込む釣りは、意外と知られていないが釣果やサイズアップが可能なテクニックだ。
 今後、気温が上昇すると、特に朝夕は桟橋のシェードにバスがサスペンドしはじめる。レンタルボートで出る際や戻ってきた際には必ずねらってみたいスポットだ。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 13:13

2004年05月20日

山中湖04/5/20

Field Condition
台風の影響で湖全体が荒れている。それ以前から風は強く、ニゴリが増している。
Catching Rates for This Week:3
Fishing Patterns & Reasons
風に注意。有名スポットではスローアプローチを心がける
Pro’s Tips
山中湖のバスはプレッシャーがかかりやすく、JBマスターズ以来、かなりバスの反応が悪くなっている。本来ならもうそのプレッシャーから回復していてもいいころだが、アフタースポーンと気温低下、風の影響でいまだ活性は低い。ただし毎年ウイードの多いエリアではそれが成長をはじめ、バスが隠れやすくもなっていて、スポットによっては釣れている。今年の傾向としてバスのネストは1.5〜2mとやや深く、これより以浅を攻めているアングラーは自分のボートポジションをもう1度確認してからアプローチしたい。全体的には横の動きをするルアーに反応を示しはじめていて、バイブレーション、スピナーベイト、ミノー、スプリットショットリグなどが効果を上げている。たとえば、ままの森の岬を攻略する場合、なぜか岬の先端部分だけを攻めているアングラーが多いが、今はまだ時期的に岬の内側のブレイク、付け根のウイードが有効。ラバージグをカケアガリに沿って転がして釣ると、バスがステイしているレンジがわかりやすい。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 10:50

2004年05月02日

山中湖04/5/2

Field Condition
夜の冷え込みが激しく、日中は20℃近くとも夜は5℃前後にまで下がっている。
Catching Rates for This Week:5+
Fishing Patterns & Reasons
釣果を求めるなら、ウイード+岬の根本
Pro’s Tips
4月26日に放流があったため釣果はすこぶるいいのだが、その放流バスに触発されてかネイティブバスの反応もいい。スポーニングは中盤に差し掛かり、岬の先端部分で釣れていたバスが岬の根本付近のフラットに寄り出している。よりシャローにバスが寄ったことで、一般アングラーでも釣りやすくなっている。釣れている人は40〜50尾。アベレージサイズも35cmくらい。今シーズン、今がもっとも釣れている。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 00:36

2004年04月23日

山中湖04/4/23

Field Condition
朝の水温が11℃で、夕方には13.8℃と約2℃上昇する。
Catching Rates for This Week:5
Fishing Patterns & Reasons
風の当たっているショアラインとブレイク。ウイードが絡めば最良エリアといえる
Pro’s Tips
爆釣モードはやや落ち着いた感じ。先週ほど大漁ではないが、釣果は安定していて、夕方の水温が上がった時間帯にはテンポよく釣れる(朝もいい。10〜11時くらい)。また釣れるサイズは40cmアベレージなので満足のいく釣りだと思う。攻め方はミノーのジャークとライトリグで、ルアーサイズはマッチ・ザ・ベイトを心がける。ワンアクションの後にポーズをとって見せる。このメソッドはミノーでもワームでも同じ。エリアは風の当たる斜面。底質が堅く、ブレイクとウイードが絡んでいるスポット。今年はウイードが少ないので、ウイードエリアを探せば、自ずと見えてくる。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 19:09

2004年04月10日

山中湖-04/4/10

Field Condition
水温上昇中で12℃前後。体感気温はほどよいくらいで、釣りにはサイコーの天気。
Catching Rates for This Week:5+
Fishing Patterns & Reasons
シャローのちょっと下のブレイク。手返しのよい釣りをすること
Pro’s Tips
山中湖の爆発がはじまった! 昨日夕方(15〜17時)の2時間、2人でやってみて26尾を釣り上げた。あの具合だったら、朝からやっていれば100尾を越えた可能性も……。ノロノロと水温上昇が続いていたが、連日の好天で一気に水温も上がったのだろう。このまま天気がよければ、今週末から来週にかけていい釣果に期待できそうだ。サイズはすべて40cmアップだったので、非常に満足している。釣り方は深い方から順にサスペンドシャッドやミノーで手返しよく探って、シャローに上がっていく。スローにする場合はマッチ・ザ・ベイト系カラーのジグヘッドリグが最適。ヒントはレイク北側(←この時期のセオリー通りだね)。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 15:30

2004年04月07日

山中湖-04/4/7

Field Condition
暖かくなったり、霙(ミゾレ)が降ったりと天候が安定しない山中湖。ここ数日間暖かったので、水温は9度前後に回復した。いよいよ……。
Catching Rates for This Week:3.5
Fishing Patterns & Reasons
シャロー下のブレイクがねらいめ
Pro’s Tips
天候が崩れても水温が下がりにくいエリア、そして水温が低下してもすぐに上がりやすいエリアは、このような時期にもっとも適している。そのエリア付近に産卵に適したシャローエリアがあるなら、バスはその下部分にあるブレイクについている場合が多い。サスペンドミノーや軽量ジグヘッドで丁寧にスローなアプローチで攻めると、40cm前後のグッドサイズが釣れる。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 11:17

2004年03月26日

山中湖-03/3/26

Field Condition
長く続いたほどよい気温上昇も数日前の大雪でふっ飛んだ。積雪40〜50cmという時期はずれの天候不順はバスに影響を与えているが……
Catching Rates for This Week:3.5
Fishing Patterns & Reasons
肌寒いくらいがベストシーズン。シャローとミドルレンジを丹念にねらう
Pro’s Tips
大雪から数日が経ち、道路上には雪が残っていない。あの日の気温が日中でも氷点下だったのに対し、今は6〜8℃と上がっている。桜はつぼみの状態で、もう少し気温が上がれば咲きはじめるだろう。この条件下のベストエリアは、季節風をブロックできる場所。オススメはなぎさや平野で、なぎさなら3〜5mのバスが産卵スポットに上がりやすいコンタクトポイントの多いブレイク、平野は2m前後のブレイクを攻略する。決め手は、シャローフラットでブレイクが近いこと。それにウイードが絡めば、さらにいい。食い気のあるバスは産卵を控えたワカサギに付いて廻っているので、ベイトの動きにも注意する。シャローではフォローティング・ミノー、サスペンド・ミノー、小型シャッド系プラグを使用し、フォローに軽量ジグヘッドのワーミングが最適。ややディープなレンジでは軽量ジグヘッドをメインに使う。バスの活性が高くても、レンジの移り変わりは激しい。広範囲に手返しよく探れるルアーがいい。また、3月下旬〜4月上旬の山中湖の場合、スクールしているバスが多いため、1尾を釣り上げると、数尾が立て続けに釣れる可能性が高い(コンタクト・ポイントやベイトを追って回遊している)。爆釣シーズンに入ってパターンにはまれば、1日20〜30尾を期待できる。上手いアングラーなら(ボートで出た場合)40〜50尾を釣るだろう。今年の第1回めの爆釣タイムは4月第1〜2週だと予測している。

Navi:野本淳

Posted by DODGE at 16:56

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2004年03月02日 15:30 山中湖-04/3/2