佃煮のホンマの発祥地! アユが遡上する淀川は生きてんで

淀川のもう一つの顔に迫る!
 大阪屈指の繁華街・梅田のグランフロント大阪や梅田スカイビルが真近に見える淀川の河口で、漁が行われていることをご存じだろうか。古くから産業河川として大きな役割を果たしてきた淀川は、多様な生態系を育む「生きた川」。水都・大阪を代表する淀川の、もうひとつの顔に迫る。

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“幻の魚”を30年ぶりに捕獲 生き物系YouTuberが起こした歴史的快挙の数々を振り返る

 生き物系YouTuber・マーシーが、大阪・淀川で撮影中に大阪では約30年間見つからなかった幻の魚「ツチフキ」を捕獲し、論文に掲載されたことを報告した。今回は、マーシーの快挙を中心に、生き物系YouTuberが伝える歴史的な発見と動画の意義を紹介したい。

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このままでは日本人の手で日本の漁業が滅びる

 昨年末、2024年度予算が閣議決定した。うち水産予算は前年度補正を併せて3169億円と、過去最高だった前年の3208億円(前年度補正含む)をやや下回るものの、3100億円台を維持した。18年度まで水産予算は2300~2400億円程度であったが、同年末に国会を通過した漁業法の改正に歩調を合わせ、予算は一気に増額した。

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「日本で魚が獲れない」のを海水温のせいにする人の盲点 世界の水産物の漁獲量・生産量ランキングで日本はトップ10にも入らず

 サケ・サンマ・サバ・スルメイカをはじめ、マイワシなどの一部の魚種を除き、ほぼ全魚種の水揚量が減り続ける日本。その原因としてよく挙がるのが海水温の上昇です。農作物で言えば米の収穫量が天候に左右されるように、海水温の変化は水産物の資源量に影響を与えます。

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外来植物の分布拡大懸念 奄美大島 自然を考える会が駆除経過など確認

 「奄美の自然を考える会」(森山力藏会長)は14日、鹿児島県龍郷町の国道沿いや山間部などで、外来植物「センダンキササゲ」の分布状況や、昨年11月に環境省などと共に行った駆除作業の経過状況を確認した。近年は奄美大島でも分布域が広がりつつあり、一部地域では奄美大島の固有種「アマミクサアジサイ」の自生地も脅かされているとして、参加者からは拡大防止へ向け駆除継続を訴える声も聞かれた。

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ハワイでは高級魚 未利用魚「シイラ」のジャーキー、高校生が商品化

 地球温暖化の影響により秋田県沖で収穫量が増加傾向にある未利用魚「シイラ」を活用した「シイラジャーキー」が2023年末に発売され、徐々に人気が広がっている。県立男鹿海洋高校と地元で洋上風力発電事業に取り組む三菱商事などが協力して商品化した。見過ごされてきた漁業資源の価値が改めて見直されている。

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種子島だけに群生するから…新たな名前は「タネガシマハナサンゴ」 絶滅の危険性、最も高く

 現存するサンゴで、最も絶滅の危険性が高いとされる「ハナサンゴモドキ」の名称が、唯一の群生地として知られる鹿児島県の種子島を前面に出した「タネガシマハナサンゴ」に変更された。埋め立てを含む大規模整備が予定される西之表港(西之表市)の港内で、多数の個体が確認されている。

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氷上ワカサギ釣り、暖冬で解禁遅れ 榛名湖は5年連続開催できず

 全国的な暖冬により群馬県内の冬のレジャーにも影響が出ている。冬の風物詩の氷上ワカサギ釣りは氷が張らないため解禁が遅れたり、スキー場では雪不足でコースが制限されたりしている状況だ。

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「クマが東京23区内に現れる日も遠くない」アライグマやハクビシンまで都会に出没する理由

「人がクマに襲われた」というニュースが頻繁に流れてくるようになった。なぜ害獣は増え続けるのか?今回は害獣と人間がせめぎ合う最前線を訪ねた。

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