「生物多様性を豊かに」京都府北部で自然保護活動を行う高校生たち 「田舎力甲子園」に参加、その実力

 京都府宮津市喜多の大手川親水公園に、宮津天橋高フィールド探究部の部員がばらばらと集まってくる。夕方の5時ごろ。部活は放課後の2時間だが、決まった集合時間はない。各自の予定に合わせ、途中で帰宅もできる。

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侵略的外来種による経済的損失、世界で年間約5兆円

【AFP=時事】世界中の侵略的外来種による直接的な経済的損失は、過去数十年にわたり、年間約350億ドル(約5兆円)に達しているとする研究結果が26日、学術誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション」に発表された。

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マングースバスターズ環境大臣表彰「生物多様性保全に尽力」

 【東京】奄美大島で特定外来生物フイリマングースの駆除活動にあたる奄美マングースバスターズ(AMB)が14日、千代田区の中央合同庁舎で開催された「2025年度『みどりの日』自然環境功労者環境大臣賞」に選ばれた。出席した関係者は表彰に感謝の気持ちを口にしていた。

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水の大切さを琵琶湖に学ぶ 滋賀県、ニカラグアの教育事業を支援

 滋賀県の「うみのこ」学習をお手本に、中米ニカラグアの首都マナグア市の児童が同国で2番目に大きいマナグア湖で環境を学ぶ「UMINOKO」を実施している。県は、UMINOKOに全面協力する事業計画を国際協力機構(JICA)に提案し、「草の根技術協力事業」として採択された。三日月大造知事は「うみのこ」が世界に広がることを期待している。

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魚がぐるぐる回って死ぬ奇病が再び発生、謎がさらに深まり研究者ら困惑、米フロリダ沖

希少なノコギリエイがまた死亡、状況は以前と別、なぜ起こるかは依然不明
 魚がぐるぐると回って死ぬ奇病が米フロリダ・キーズ諸島で再び発生した。研究者たちは日夜、その理由と長期的な影響について調べている。

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巨大化した金魚にギョッ! 米魚類野生生物局の「絶対に川に捨てないで」投稿が意味すること

 ペットの金魚を川などに放すと繁殖して巨大化するので絶対に捨てないで──米魚類野生生物局(FWS)がフェイスブックに投稿した警告が注目を集めている。投稿に添えられた、インパクトのあるこの写真のせいだ。

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「ゲンゴロウ」や「タガメ」など53種が絶滅… “レッドデータブックとやま” 改訂版 新たに絶滅が危惧される動植物1052種を選定 富山

 絶滅のおそれがある動植物を記載したレッドデータブックとやまが5日改訂され「ゲンゴロウ」や「タガメ」など53種の絶滅が確認されました。また絶滅が危惧される動植物として「フクロウ」や国の天然記念物「コクガン」など新たに198種が追加され、初めて1000種を超える1052種の動植物が選定されました。

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アマミノクロウサギ、交通事故死が高止まり 3年連続で100匹超 外来種マングース根絶で個体数の回復が影響か 奄美大島・徳之島

 鹿児島県の奄美大島と徳之島に生息する国指定特別天然記念物アマミノクロウサギの2024年の交通事故死は、環境省の集計で165匹前後となる見込みであることが3日、分かった。10年ぶりに前年より減ったが、3年連続で100匹を超え高止まりの状況が続く。同省によると、奄美大島での外来種マングースの根絶や野生化した猫(ノネコ)の対策により個体数が回復した影響があるとみられる。

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希少動植物保護へ連携組織 長野県松本市の自然保護団体などが22日に設立

 長野県松本市の自然保護団体や研究者が希少動植物の情報を共有する連携組織が、22日に設立される。標高差が大きく自然環境の変化に富む松本市域は希少動植物の宝庫として知られるが、近年の開発や気候変動、外来種に生息地を侵食されるなどの影響で急速に数を減らしている。まずは現状を把握した上で、希少動植物の保全活動につなげる。

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茨城・霞ケ浦で鉛弾の使用規制へ 鳥類の鉛中毒防止を検証 環境省

 狩猟に使われている鉛弾について、環境省は2025年度から茨城県の霞ケ浦一帯で使用を規制する方針を固めた。全国での規制導入に向け、鳥類の鉛中毒を防ぐ効果を検証することが目的で、実施に向けて地元自治体や猟友会と今後調整を進める。

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