「食べる」「着る」「住む」「排泄する」といった身近な営みを出発点に
路傍や空き地、コンクリートの割れ目。都市の隙間には、自生する植物だけでなく、外来種や人工物と共存する生き物などが新しい生態系が作っている。異常気象や気候変動の影響が世界で広がり、人間の生活が自然環境を変える大きな要因となっているいま、自然と人工の境界は曖昧になりつつある。そんな現代の都市のなかで、私たちはいかにして自然とのつながりを取り戻せるのか。そうした問いを出発点としたグループ展「種と根っこ―都市の耕し方」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。会期は12月20日まで。
「環境保全型農業」外来種も増加 生物の多様性守る効果損なう恐れ
「環境保全型農業」と呼ばれる環境に配慮した方法を採用した田んぼでは、希少なカエルなど一部の在来種が増加すると同時に、外来種のアメリカザリガニも増えるとの研究結果を、神戸大などの研究チームが14日までに日本陸水学会の学術誌に発表した。
“「環境保全型農業」外来種も増加 生物の多様性守る効果損なう恐れ” の続きを読む日本は絶滅危機種の爬虫類120種輸入、WWFが問うペット需要の実態とは
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)はこのほど、日本の生きた野生動物の輸入に関する報告書を発表した。2020~2024年に日本が輸入したワシントン条約(CITES)附属書掲載の爬虫類は49万8478個体に上り、うち120種・20万4613個体が絶滅危機種に該当した。日本のペット需要が海外の野生動物に与える影響も浮かび上がった。(オルタナ編集部=川原莉奈)
“日本は絶滅危機種の爬虫類120種輸入、WWFが問うペット需要の実態とは” の続きを読む印旛沼決壊、カミツキガメ拡大に専門家が危機感 「どんどん小型化している」意外な実態とは
寿命は約50年、年1度の繁殖期には1組のペアから最大100個の卵を産卵
千葉や神奈川など、関東地方を中心に甚大な被害をもたらした台風25号から2週間あまり。22日未明に複数箇所が決壊した印旛沼周辺では、沼に定着しているとされる特定外来生物・カミツキガメの生息域拡大が懸念されている。人への危険性や生態系への影響はどの程度あるのか。複数の専門家に見解を聞いた。
【記者解説】「魚のゆりかご水田」を知る 野洲市の小学生が観察会
野洲市にある田んぼでは、「魚のゆりかご水田」について知ってもらおうと、小学生による魚の観察会が開かれました。
“【記者解説】「魚のゆりかご水田」を知る 野洲市の小学生が観察会” の続きを読む国境を越える生物、専門家が現状報告 広島・福山で生物多様性シンポ
広島県福山市や市民団体が連携して作った「芦田川水系スイゲンゼニタナゴ保全地域協議会」が主催する生物多様性を考えるシンポジウムが23日、市内で開かれ、約120人が集まった。
“国境を越える生物、専門家が現状報告 広島・福山で生物多様性シンポ” の続きを読む生態系に悪影響のカミツキガメ 印旛沼流域で集中防除作業 農業水路にワナ設置
生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物、カミツキガメ。 千葉県が根絶に向け、集中的に行う防除作業が2026年も印旛沼流域で始まりました。
“生態系に悪影響のカミツキガメ 印旛沼流域で集中防除作業 農業水路にワナ設置” の続きを読む琵琶湖を守る全国初の融資制度 3指標の達成で貸出金利引き下げへ
琵琶湖などの自然環境を守ろうと、滋賀銀行が全国初という融資制度を設けた。二酸化炭素の排出量削減、資源循環型の経済活動、生物多様性を取り戻す取り組みについて、設定した目標を達成した企業に貸出金利を優遇する。
“琵琶湖を守る全国初の融資制度 3指標の達成で貸出金利引き下げへ” の続きを読む希少種のハゼ発見 埼玉県環境アドバイザーの橋本さん さいたま市の見沼田んぼの水路で 調査報告を論文に
埼玉県環境アドバイザーでハゼの研究者でもある橋本健一さん(53)=さいたま市在住、大日本ダイヤコンサルタント所属=が、さいたま市の見沼田んぼ地域の水路で、希少なムサシノジュズカケハゼを発見した。市内での標本に基づく記録は初めてといい、調査報告をまとめた論文が3月末に刊行された県立川の博物館の紀要に掲載された。
“希少種のハゼ発見 埼玉県環境アドバイザーの橋本さん さいたま市の見沼田んぼの水路で 調査報告を論文に” の続きを読む魚が琵琶湖から遡上できる「ゆりかご水田」県が推進事業始める…外来魚が入らず湖魚集まり、農薬・化学肥料抑えたコメにニーズも高く
滋賀県は、「魚のゆりかご水田」に取り組む地区を増やそうと、今年度から「担い手サポート事業」を始める。魚が琵琶湖から遡上(そじょう)して産卵できるように魚道を設けた田んぼで、誕生から今年で20年。担い手の高齢化などで実施地区が減少しているため、関心のある農家向けに見学会を開催し、事業に賛同する企業や大学を探して地区とのマッチングを図るなどして支えていきたい考えだ。(生田ちひろ)
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