絶滅危惧オニバス開花 13年ぶり確認 ボランティアら、外来種の除去継続 専門家「努力の成果」 薩摩川内

 鹿児島県薩摩川内市寄田町の小比良池で、絶滅危惧種のオニバスが花を咲かせた。近年は外来種の繁殖で開花が確認されていなかったが、ボランティアらが除去作業を実施してきた。専門家は「希少な植物を守ろうと努力してきた成果」と話す。

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ザリガニ、ミドリガメ捨てちゃダメ 改正外来生物法施行から3カ月

 アメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)の野外への放出などを禁止する改正外来生物法が施行されて3カ月が過ぎた。2種はともにペットとして身近なこともあり、専門家は「生態を知った上で、最後まで責任を持って育ててほしい」と訴えている。

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五島列島だけに生息する新種のカエル発見! 長崎女子短大・松尾教授ら共同研究 学会論文に掲載

 “カエル先生”として知られている長崎女子短大(長崎市弥生町)の松尾公則教授(72)らが五島列島に生息するカエルを新種と確認した。「ゴトウタゴガエル」(和名)として8月に日本爬虫両棲(はちゅうりょうせい)類学会の学会誌に論文が掲載された。

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野生化している異国のトラウトたち!「釣りを通じて知る生態系」 長野県梓川

 厳しい猛暑が続いていますね。筆者の住む長野県北部では夕方前まで晴れ、夜にかけて局所的に激しい夕立が降るパターンが多いです。それでも渇水傾向、高水温となっている河川が多い状況です。

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「50年間手つかずの人工池」の生態系に迫る 生物系YouTuberに学ぶ“自然の摂理”

 2023年7月28日、生物系YouTuberの「マーシーの獲ったり狩ったり」が、「50年間手つかずの人工池で釣りしたらとんでもない生態系してた」という動画を投稿。この動画が345万回再生と大きな反響を呼んでいる。(2023年8月4日時点)

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「国内外来」タナゴ、ほぼ全国に 安易な放流に警鐘 龍谷大調査

 龍谷大生物多様性科学研究センターは1日までに、絶滅危惧種の淡水魚タナゴ類に関する文献調査の結果、本来の生息地域から離れた場所で「国内外来種」として見つかる事例が全国39都道府県で確認されたと発表した。飼育できなくなるなどして放流されたとみられ、同センターの伊藤玄客員研究員は「地域固有の種を守るためにも、安易な放流は控えなければならない」と訴えている。

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