トンボの楽園を守れ!高校生の大作戦 外来種のカメ「たい肥」にして命の循環を【SDGs】

 静岡県内で「トンボの楽園」と呼ばれる場所が外来生物に脅かされています。環境を破壊するのは水辺の“厄介者”。その生物を農作物を育てる「たい肥」に変身させようと農業高校の生徒が立ち上がりました。

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駆除した数は約20万匹「赤いアイツ」を高級食材に うま味が増す秘密は海水飼育?

 在来種の生存を脅かす厄介者「アメリカザリガニ」の話題です。宮城県大崎市のため池で捕獲したザリガニを、食材として活用しようと取り組むNPO法人の男性が、ザリガニをよりおいしくすることに成功し8月、市内で販売もしました。その名も高級ザリガニ。食べてもらうことが生態系を守る支援にもつながる。その取り組みに密着しました。

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ミドリガメの駆除、今年も開始 23年は2カ月間で1650匹 松江

 松江市内で外来種のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)の駆除に取り組む市民団体「まつえワニの会」が8月下旬から今年の活動を開始した。5年目になる同会の遠藤修一代表(77)は「まだ市内でも駆除活動をできていない場所があるので、どんどん活動していきたい」と意気込んでいる。

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霞ケ浦 アオコ大発生も 水質研が調査 ミジンコ増え環境悪化 茨城

 茨城県土浦市川口の土浦港や市街地を流れる新川などでアオコが例年よりも多く発生していることが、霞ケ浦水質調査研究会の調べで分かった。霞ケ浦でオナガミジンコなどの動物プランクトンが異常発生していることが一因とみられる。同研究会は「2011年時のアオコ大量発生のような事態になる可能性がある」と危機感を募らせる。

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今年6月に江別市の川で釣りあげられた特定外来生物「アメリカナマズ」 環境省など現地調査も発見できず

 6月に江別市内の川で釣りあげられた、特定外来生物の「アメリカナマズ」。環境省などが現地調査をしましたが、発見できませんでした。

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「トンボの楽園」桶ケ谷沼の生態系守れ 磐田農高生が外来種カメ駆除のわな設置 堆肥化も目指す

 トンボの楽園として親しまれている桶ケ谷沼(磐田市岩井)の生態系を守ろうと、トンボの幼虫を捕食する外来種のミシシッピアカミミガメの駆除・堆肥化に地元の磐田農業高生が乗り出した。7月下旬には、生徒が自作した4種類のわなを沼に設置。捕獲したカメを生徒たちが堆肥に加工し、野菜の栽培などへの活用を目指す。

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琵琶湖で観賞魚メダカを初確認 生態系乱す脅威「放流しないで」

 滋賀県立琵琶湖博物館と龍谷大生物多様性科学研究センターの共同研究グループは8日、人工的に品種改良された観賞魚メダカを県内の野外水域で初めて発見したと発表した。品種改良された観賞魚は国外外来魚、国内外来魚に次ぐ「第3の外来魚」として、在来種の遺伝的特性を乱す大きな脅威となる。研究グループは「観賞用メダカの放流は絶対にしないでほしい」と呼びかけている。

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