シナイモツゴ「希少種」に 環境省が指定方針、福島県浜・中通りに生息のコイ科

 環境省は6日、絶滅の恐れがあるとして捕獲や譲渡が禁じられる国内希少野生動植物種(希少種)に、福島県内で浜通りと中通りのわずかな場所に生息している「シナイモツゴ」や国内では長崎県対馬市のみに生息する「チョウセングンバイトンボ」など10種を指定する方針を示した。

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外来魚のレイクトラウト 釣ったら1000円支給 クラウドファンディングで財源確保へ 山梨・本栖湖

 生息数の減少で秋の解禁が見送られた山梨県の本栖湖のヒメマス釣りを復活させようと、富士河口湖町がクラウドファンディングで外来魚 レイクトラウトの駆除活動を進める財源の確保に乗り出します。

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湖の侵略的外来魚についに「勝利」、在来魚食い荒らす米五大湖のウミヤツメ、どうやった?

生態系規模で成功した唯一の外来魚駆除プログラム、コロナ禍で効果くっきり
 北米の五大湖で、年間70億ドル(約1兆800億円)の規模を誇る漁業を崩壊寸前に追い込んだ外来魚ウミヤツメ(Petromyzon marinus)の駆除プログラムが、まれにみる成功を収めている。数十年におよぶ努力の末、人類は侵略的外来種の広大な湖全域における制御に成功した。世界でも類を見ない、野生生物管理の成功事例だ。

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「厄介者」地元グルメに 外来種ウチダザリガニ、フランスでは高級食材 県内外シェフ着目

 福島県内各地で確認されている北米原産の特定外来生物「ウチダザリガニ」を巡り、県内外の料理人たちが駆除団体とタッグを組み、地元食材として活用する取り組みが始まった。雑食性で繁殖力が強く、在来種の生態系への影響が懸念される“水辺の厄介者”だが、関係者は「地域活性化の資源になれば」と生まれ変わりを期待している。

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市役所秘書のオオサンショウウオ「弥助」 クビの危機を免れる 市が外来種・交雑種の飼養許可を取得 三重・名張市

 今年7月に国が「特定外来生物」に指定したオオサンショウウオの“外来種”と“交雑種”について、三重県名張市は飼養等の許可を取得したと発表しました。

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「生き物供養碑」本格調査 カエルに小アユ…琵琶湖博物館が初実施

 滋賀県立琵琶湖博物館が県内で身近な生物の死を弔うために建てられた「生き物供養碑」の本格的な調査を初めて実施している。同博物館の橋本道範学芸員は「生き物供養碑を通して、生物を殺さないと生きていけなかった人間の私たちが生き物に対してどういう思いを抱いてきたかがわかる」と意義を語り、県民に身近な生き物供養碑についての情報提供を求めている。【飯塚りりん】

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北海道の川で見つかった特定外来生物“アメリカナマズ”「道内の河川に定着している可能性低い」環境省調査

 6月に北海道・江別市内の川で釣りあげられた特定外来生物の「アメリカナマズ」について、環境省は道内の川に定着している可能性は低いと発表しました。

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完全駆除は困難、侵略的外来種の水草で異常な状況の「環水公園」…すさまじい繁殖力で何度でも成長

 富山駅から徒歩約10分の水辺空間「富岩運河環水公園」(富山市)で今夏、水草が大量繁殖した。生育を後押しする猛暑と運河に水を取り込む設備の故障が原因とみられる。悪臭の苦情が寄せられたり、クルーズ船の運航に影響が出たりしており、関係者は今後の対応に頭を悩ませている。(深井陽香)

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