カマキリはなぜ、苦手な水に飛び込むのか 理研などのチームが長年の謎を解明、鍵は寄生する「ハリガネムシの遺伝子」

 カマキリが池や川などに飛び込む奇妙な現象について、寄生昆虫のハリガネムシの遺伝子がカマキリの行動を操作する仕組みを、理化学研究所(理研)などが明らかにした。遺伝子が親から子ではなく、異なる個体に伝わる「水平伝播(でんぱ)」のメカニズム解明につながる発見だという。(津谷治英)

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「幻の魚・イトウに影響」 懸念される生息地での風力発電計画

 絶滅が危惧されている大型淡水魚「イトウ」の産卵に甚大な影響があるとして、北海道猿払村などで風力発電事業を計画している東京都の企業に対し、日本自然保護協会が事業の中止を求める意見書を提出した。猿払村はイトウが安定して繁殖している数少ない生息地の一つで、同協会は「生物多様性上、最大級に問題がある計画だ」と指摘している。

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「水生生物がすめる環境に」絶滅危惧種のホトケドジョウ、新東名高架下の用水路に放流 高校生とNEXCO中日本が協力し整備=静岡・御殿場

 静岡県の御殿場南高校の生徒などは10月9日、絶滅危惧種のホトケドジョウを新東名高速高架下の環境に配慮した用水路に放流しました。

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「めっちゃぱりぱり」天然記念物を食べ生態系乱す“特定外来生物”駆除した赤いアイツを唐揚げに その味は

 ため池などの生態系を崩す厄介者、外来種のアメリカザリガニを使った料理の試食会が8日、宮城県大崎市で開かれました。参加者の中には初めて食べた人もいました。さて、その味は?

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『鉄腕!DASH!!』の“過剰演出”に研究者から批判噴出!「伊勢えびの減少はウツボのせい」は本当か

 ジャニーズ事務所の創業者による性加害問題を受け、所属タレントのCM契約を見送る方針を発表する企業が続出。そんな中でTOKIOは、福島県との連携が続いている。

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コクチバス発見のため池で水抜き駆除 餌の魚も発見、密放流か 岐阜・郡上市

 長良川の鮎への脅威が見込まれる肉食性の特定外来生物「コクチバス」が木曽三川で相次いで見つかっている問題で、岐阜県郡上市白鳥町中西の「西坂ため池」で3日、全ての水を抜いて駆除する「かい掘り」が行われた。今年5月に本流で生息が確認されて以降では初の実施。餌として一緒に放たれたとみられるワカサギ17匹も新たに見つかり、密放流者の計画性が浮き彫りになった。

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石山寺前「湖舟」で湖魚とワインのペアリング 「捨てられる魚をおいしく」

 琵琶湖の魚とワインのペアリングを提案する「湖魚(こぎょ)とワインを味わう会」が9月29日、石山寺観光駐車場内の和食店、湖舟(こしゅう・大津市石山寺3)で開かれた。(びわ湖大津経済新聞)

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絶滅危惧オニバス開花 13年ぶり確認 ボランティアら、外来種の除去継続 専門家「努力の成果」 薩摩川内

 鹿児島県薩摩川内市寄田町の小比良池で、絶滅危惧種のオニバスが花を咲かせた。近年は外来種の繁殖で開花が確認されていなかったが、ボランティアらが除去作業を実施してきた。専門家は「希少な植物を守ろうと努力してきた成果」と話す。

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ザリガニ、ミドリガメ捨てちゃダメ 改正外来生物法施行から3カ月

 アメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)の野外への放出などを禁止する改正外来生物法が施行されて3カ月が過ぎた。2種はともにペットとして身近なこともあり、専門家は「生態を知った上で、最後まで責任を持って育ててほしい」と訴えている。

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