海は広くて深く、未だに謎が多い。編集部では以前、漁で偶然にかかった不気味な深海魚「ホシホウネンエソ」の生態について紹介したが、またもや奇妙な生き物が釣れたと話題になっている。
「カニなどの生物が海洋ウイルスを除去する働きをもつ」との研究結果
──海水1ミリリットル中に1000万ものウイルスが含まれることもある
海洋環境には無数のウイルスが存在する。米オハイオ州立大学の研究チームが2019年4月に発表した研究論文では19万5728種の海洋ウイルスが特定されているが、これらはほんの一部にすぎない。
ダム湖で目撃増える 絶滅危惧の猛きん類ミサゴ
海岸や河口などで生息することが多い猛きん類ミサゴが、近年、和歌山県紀南地方の山中のダム湖などで目撃されることが増えている。日本野鳥の会県支部会員は「ブラックバス狙いで移動してきたのだろう。すでに周辺で繁殖している可能性もある」と話している。
魚食べて耳石ゲット! 石川県漁協が普及活動
石川県漁協は、魚の種類によってさまざまな色や形、大きさがある「耳石(じせき)」を集めることで、子どもたちに魚食を普及させる活動に取り組んでいる。食生活の変化で魚離れが進む中、いろんな魚料理を食べて「宝探し」をする感覚で耳石を収集し、身は残さず食べるよう指導する。14日は金沢市の県水産会館で食育リーダー向けの講習会が開かれ、栄養士や保育士ら約30人が耳石について学んだ。
お台場の海にいた新種の「ゴカイ」は“海の掃除屋”…今まで発見されなかったワケを聞いた
2月6日、国立極地研究所と東邦大学理学部の研究グループが、東京・お台場の海から新種のゴカイ「ナミウチコモチコイソメ」を発見したと発表した。
カゲロウが過去数年で半減、原因は殺虫剤か、米国
生態系支える貴重な食料源、大量発生を気象レーダーで解析
北米で、カゲロウが激減していることを示す研究成果が、新たに発表された。
目やひげに特徴‥魚の顔をテーマにした企画展 愛知・碧南市の水族館
顔に特徴のある魚ばかりを紹介した展示会が、愛知県碧南市の碧南海浜水族館で開かれています。
ちゅー目スポットも紹介ちゅー 珍重、害獣…ネズミの多様さ紹介の企画展
滋賀にまつわるネズミのあれこれを紹介する企画展示「ねずみ!子!ネズミ‼」が滋賀県草津市下物町の琵琶湖博物館で開かれている。今年のえとにちなんだ特産野菜や伝承を記したパネルのほか、「海狸鼠(かいりねずみ)」の別名がある体長約50センチの外来種ヌートリアの剝製など約10点を展示している。
カワウ最大営巣地が琵琶湖の島から川に 駆除で進む分散化、被害に広がりも、滋賀県
滋賀県内に生息するカワウの分散化が顕著になっている。関西広域連合が昨年5月に実施した調査で、生息数が最も多かったのは野洲川(栗東市)だった。長らく県内最大の営巣地だった竹生島(長浜市)はピーク時の1割以下となり、愛知川(愛荘町)に続く3位にとどまった。生息数全体がピーク時の2割にまで減る中、河川への移動が進む。専門家は「優先的に守るべき場所はどこで、許容できる場所はどこか。カワウとの共存の形を考える段階に入った」と指摘する。