「部室」に年間2千人が来場 高校生が運営する「ミニ水族館」の見どころ

 100種類以上の生物を約90の水槽で飼育し、多いときで1日数百人が来場する−。実はこれ、高校生が運営する「ミニ水族館」のことだ。香川県立多度津高校(同県多度津町)生物科学部が校内の水槽でさまざまな生物を飼育する「ミニ水族館」は、卵から育てたマダイなど学習の成果を披露するとともに、校外の人との接し方を学ぶ機会にもなっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2カ月に1回の公開を中止していたが、8月0日に再開した。

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九州除く全国の河川で絶滅の淡水魚「ニッポンバラタナゴ」 兵庫のため池で発見

 川から池に引っ越していた!? 兵庫県立人と自然の博物館(三田市弥生が丘6)や三重大学はこのほど、九州を除く全国の河川で絶滅したとされる日本固有の淡水魚「ニッポンバラタナゴ」が、三田市内のため池で見つかったと明らかにした。近年になって西日本のため池7カ所でも確認されており、ため池にすみかを移したことはほぼ確実とみられるが、「安住の地」になったわけでもなさそうだ。(門田晋一)

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孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに

──孤立した湖に、なぜ魚がいるのか……
 極乾燥地域に囲まれた孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。「魚の卵が鳥の足やくちばし、羽に付着し、鳥によって遠方に運ばれるのではないか」との仮説が長年唱えられているが、2018年に発表されたスイス・バーゼル大学の文献レビューでは「この仮説を示す証拠はこれまでに見つかっていない」とされていた。

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最重要保護生物「トウキョウサンショウウオ」大生息地 東金市内で新たに発見

 千葉県レッドデータブックで最重要保護生物に指定されている両生類「トウキョウサンショウウオ」の大生息地が、東金市内で新たに見つかった。トウキョウサンショウウオに詳しい城西国際大学環境社会学部の国武陽子准教授は「県内有数と言えるぐらいの非常に貴重な生息地」と話した。

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魚の大量死、水戸市調査 基準140倍の農薬成分

 水戸市の逆川と桜川で今月上旬に魚が大量死していた問題で、同市が今月3日に行った水質検査の結果、農薬に含まれる5種類の物質が基準値を超えて検出されていたことが13日、市への情報公開請求で分かった。このうち、農薬などに使用される化学物質「チウラム」が環境基準値の約140倍に達していた。

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絶滅危惧種・トウキョウサンショウウオをネット上で売買疑い 佐倉の男性ら書類送検

 絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオをインターネット上で売買したとして、千葉県警生活経済課と千葉中央署は20日、種の保存法違反(捕獲禁止、譲り渡し禁止など)の疑いで販売した佐倉市の無職の男性(60)と、いずれも購入者で埼玉県川口市の男性会社員(59)と横浜市の男性会社員(48)を書類送検した。

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