2005年12月05日

マクリーランド、ワイヤー・トゥ・ワイヤーで頂点に立つ/BASSオープンチャンピオンシップ:最終日

openchamp054.jpg アラバマ州アラバマ・リバーを舞台に開催されていたBASSオープンチャンピオンシップは全日程を終了した。優勝は初日から4日間連続で首位を守り抜いたアーカンソー州出身のマイク・マクリーランドが、リック・モリスに1Lb11ozの差をつけて完全勝利を成し遂げた。決勝初日は予選を通過した10名のアングラーで競技されたが、最終日に進出できるのは、この日のトップ5名。マクリーランドは気温が低下する一方でカレントを意識したパターンを導入。ダムの放水が行なわれなかったため、バックウォーターを陣取り3日めも首位で折り返した。そして最終日には、昨シーズンバスマスターツアーで活躍した選手ばかりという、なんともレベルの高い面子が進出。3日め終了時点でマクリーランドは2位のモーリスに約3Lb差、3位のチャド・ブラウアーに約5Lb差でスタートを切る。モーリスが8Lb6ozをウエイインし一時差がつめられたが、マクリーランドも7Lb8ozを持ち帰り、トータル46Lb9ozでオープンチャンピオンシップを制覇した。マクリーランドは1996年度のインビテーショナルで2勝し注目を集めたが、その後低迷。2001年には前妻と娘を交通事故で亡くし、2年間トーナメントから遠ざかるなどの経歴を持つ。しかし2004年シーズンからツアーに復活。今回チャンピオンシップで優勝したことで、2月に開催されるバスマスター・クラシックへの切符を手中にした。2位以下には順にリック・モーリス、チャド・ブラウワー、ランディー・ハウエル、マーク・メネンデスが入賞した。

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2005年11月15日

ローランド・マーチン、トーナメントから引退

martin_tribute_top2.jpg 「ローランド・マーチンも来季BASS CITGO Eliteシリーズに参戦決定か!?」と思いきや、トーナメントシーンからの撤退を表明した。BASS 37年の歴史の中で、バスプロといえばマーチン、マーチンといえばバス業界のビッグスターでありシンボル的存在。バスフィッシングシーンの底上げにも大いに貢献した。1985年には初来日を果たし、我が国のシーンにも大きな影響を与えた。今年で65歳を迎えたマーチンは「そろそろ潮時だろう」と感じたという。今後はテレビ番組「フィッシング・ウィズ・ローランド・マーチン」のホストを続けつつ、シーンとは関わりを持っていく予定。AOY獲得9回、バスマスター・クラシック出場25回のバスフィッシング・レジェンドの現役引退によって、シーンはひとつの節目を迎える。

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2005年11月06日

ニュービー、1oz差でチャンピオンシップを制覇/エバースタート・チャンピオンシップ2005:決勝

evachamp0541.jpg アラバマ州ピックウィック・レイクで開催されているエバースタート・チャンピオンシップ2005は全日程を終了した。今大会決勝に出場した選手の内、6名がWal-Mart FLW TOURを主戦場とする先鋭たちと、レベルの高いファイナル・ラウンドとなった。決勝初日を3位で折り返したサム・ニュービーが自身3度めの栄冠を手中に。西からの刺客、ゲイブ・ボリバーを1oz差に押さえ見事な優勝劇を演出した。

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2005年10月28日

スティーブン・オースチン大学が制す/BASS スマッシュマウス・バス・チャンピオンシップ

smashmouth05.jpg 10月14-15日の日程でアーカンソー州レイク・モンティセロを舞台にBASS主催のスマッシュマウス・バス・チャンピオンシップが開催された。この大会はアメリカの大学対抗バストーナメントで、学内にバスフィッシングクラブが存在する6校がチャンピオンシップに招待され開催された。ルールは3ラウンド制で、1ラウンドが4時間。初日に2ラウンドを行ない、最終日に1ラウンドを行なう。競技は2人1組で、1ラウンドにつきチームで6尾をウエイインする方式を導入。アングラーはマイボートを使用する。優勝はトータルで17.8Lb(17Lb10oz)をウエイインしたスティーブン・F・オースティン大学のジョナサン・ゲーリー/ケイシー・スブザック組で、キャロライナリグを駆使し、全体的にスモールフィッシュに悩まされる中、キッカーとなる6.6Lbをウエイイン。第1回スマッシュマウスを制覇した。BASSの担当者は、「今回はバスクラブが存在する6校に連絡を取って開催したが、今後出場希望が増えれば、スマッシュマウスへのクオリファイをかけて戦うことになるだろう。賞金は出なかったが、優勝チームにはトロフィーを授与した。大学のトロフィーケースに飾れるようにね(微笑)。賞金ではなく、奨学金を出すアイデアも出ている」と将来の展望を語った。

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2005年10月24日

五十嵐誠さんが優勝/JBジャパンスーパーバスクラシック

05classici_garashi01.jpg
 10月15〜16日に福岡県の遠賀川で予選が開催され、10月21〜22日に山梨県河口湖で決勝戦が開催された今年のJBジャパンスーパーバスクラシック。沢村幸弘さん、釘崎誠司さん、相羽純一さんがそれぞれ予選の上位1位、2位、3位となったが、河口湖の決勝ラウンドでは猛烈な追い上げを見せたのが予選9位の五十嵐誠さん。河口湖戦を2位で終え、総合ポイントで逆転優勝を果たした。なお、総合ポイントの2〜5位には同ポイントで4名が並ぶという大混戦。この結果、ウエイト順で釘崎誠司さんが2位となり、3位相羽純一さん、4位石川晴彦さん、5位吉田博史さんという結果となった。成績表など、詳細はJB/NBCの公式サイト、NBC NEWSにて。

+NBC NEWS

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2005年10月21日

W.B.S. Classic 2005フォトレポート

wbsclassic-ebi.gif 蛯原英夫さんの優勝で幕を閉じたW.B.S. Classic 2005のフォトレポートをアップ。※最新のFlashプラグインが必要です。ダウンロードはこちらから。

+W.B.S. Classic 2005フォト

Posted by DODGE at 10:25

2005年10月19日

セシルがダントツ優勝/TTTチャンピオンシップ2005

05tttcecil1.jpg Wal-Mart テキサス・トーナメント・トレイル、通称TTTのチャンピオンシップがテキサス州レイク・コンローを舞台に10月15-16日の日程で開催された。TTTはWal-Mart FLW Outdoorsが運営するテキサス州内のレイクだけで開催されているトレイルで、年間4戦とチャンピオンシップが行なわれる。毎大会200名近くの選手が参戦し、テキサスのビッグでファットなバスを求めて数多くの選手が同州外からも集結する。

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Posted by DODGE at 14:20

2005年10月17日

大森さんが今季2勝め/BASSセントラルオープン:最終日

05takcetralwin.jpg アーカンソー州レイク・ノーフォークで開催されていたBASS CITGOバスマスター・セントラルオープンは全日程を終了。とにかく戦前からまったくいい噂が伝わってこなかったこの一戦。なぜならBASSは今大会でノーフォーク初見参。ダム自体は1944年にノースフォーク・リバーを堰き止めて完成したが、バスフィッシングは近年までそれほど盛んに行なわれていなかったようだ。ベジテーションがなく、クリスタル・クリアな水質。立ち木、沖のハンプやロックも少なく、撃てるスポットがかなり限られるといった超難関レイクである。しかもハリケーンの影響で大会が延期され、プラクティスで得たパターンが潰されたアングラーも多い。そういったタフな状況を勝ち抜ける選手。経験値の多さが、大森貴洋さんをバックアップしたのだった。大会最終日も湖面はカームで、水質はクリア。50名で競技されたこの日、リミットメイクできたのは8名。大森さんは4尾で7Lb10ozをウエイイン。しかし前日までのリードもあり、2位のクレイグ・ドウリングに4Lb10ozの差をつけて完全優勝を飾った。タフなときはライトリグかと思いきや、なんと必勝パターンにはクランクベイトを使用。大森さんは今季バスマスターツアー第1戦(レイク・トホ大会)を制しているため、ワンシーズン2勝め。「同じ年に2勝できるなんて、気持ちがいいね」とコメントした大森さんだったが、「最後の最後までハードに釣った。ウエイインするまで自分が優勝できると思っていなかった」と述べた。3位以下はジェレミー・ガイドリー、デビッド・ワートン、ダグ・ギャレットが入賞した。

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2005年10月12日

仰天! FLWが新ツアーレベルのトレイルを開幕

flw.jpg BASS CITO Eliteシリーズの「パーティシペーション・アグリーメント」で揺れ動くバスマスターツアー系アングラーに朗報!? BASSを離脱したジェイ・イエラスやマーク・デイビス(共にPAAの役員)がWal-Mart FLW Outdoorsの会長であるアーウィン・ジェイコブスやトーナメント・ディレクターのチャーリー・エバンスと協議を持っているとPAAオフィシャルサイトに掲載されていたが、ここにきて、FLWが来シーズンから新ツアーレベルのトレイルをスタートすると宣言。その内容とスケジュールを発表した。

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Posted by DODGE at 17:01

フェデレーション・チャンピオンシップの詳細/BASS

fedchamplogo.gif  BASSフェデレーション・チャンピオンシップの開催地がフロリダ州中部に位置するハリス・チェーン・オブ・レイクスで開催されることが、オフィシャルより正式発表された。大会日程は1月11-14日で、各地区戦を勝ち抜いた54名が出場。B.A.S.S. of JAPANからは、山田健太郎さんがクオリファイされた。ここから6名が、2月24-26日にかけてフロリダ州キシミーチェーンを舞台に開催されるCITGOバスマスター・クラシックにクオリファイされる。

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2005年09月27日

エバースタートが改名。来シーズンからは、ストレーンシリーズに

strenseries_logo.jpg Wal-Mart FLW Outdoorsからビッグニュースが飛び込んできた。Wal-Mart FLW TOURへの登竜門として現在では5地区で4戦ずつを開催するエバースタート・シリーズが今シーズンで幕を下ろす。だが、実際のところは、名称が変更されるだけで、試合形式などはいままでどおりエバースタート時代のものを採用する模様。来シーズンからは、ストレーン・シリーズと改名され新たにスタートする。

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Posted by DODGE at 18:54

2005年09月25日

蛯原さんが逆転優勝でクラシック初制覇/W.B.S.クラシック:最終日

wbsclassic052-1.jpg 霞ヶ浦で開催されていたW.B.S.クラシック2005は全日程を終了した。19名の出場選手はウエイイン会場である土浦新港に午前5時に集合。台風17号の接近により、港内の水も波立つほど強風が吹き抜けていた。大会オフィシャルは早朝ミーティングで現在の台風の位置とその後の進行方向、規模などを説明。その上で選手たちにこの日大会開催が可能か、競技時間の短縮などの是非を問うと、選手から「通常どおりの大会進行を」との声があがる。これにより、大会2日め(最終日)開催が決定。選手は港を出た瞬間から荒れ狂う大波と苦戦しながら各エリアに向かった。太平洋から吹き付ける暴風で湖上では2mを越える大波のエリアもあり、多数の選手がマイエリアに向かうことができず、ほとんどが西浦内でゲームを展開。その結果、パターンの成立が難しくなりローウエイトが続出した。そんな中、大荒れの西浦を横断し花室川へ向かった蛯原英夫さんが6尾で3870gをウエイイン(トータル8890g)。クラシック初制覇を成し遂げた。蛯原さんは今シーズン、シリーズ4戦中3試合を2位でフィニッシュ。年間成績に関しては3年連続2位。しかも今大会初日も2位で折り返したため、「この一戦も2位で終わるんじゃないのか!?」と囁かれていたが、見事、自力で汚名を返上。蛯原さんも「よきライバル」と呼ぶ大藪厳太郎さんと抱擁し、友の勝利に祝福の涙を共に流した。

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2005年08月11日 15:48 「All You Can Catch」を更新
2005年05月30日 14:29 明暗を分けた40g/W.B.S.第3戦
2005年05月12日 13:02 Another road to the CLASSIC:PART 7
2005年03月28日 17:40 BATNET琵琶湖第4戦
2005年01月07日 19:08 Who is JTケニー?
2005年01月07日 18:14 「The Interviewave」を更新

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