2005年10月12日

仰天! FLWが新ツアーレベルのトレイルを開幕

flw.jpg BASS CITO Eliteシリーズの「パーティシペーション・アグリーメント」で揺れ動くバスマスターツアー系アングラーに朗報!? BASSを離脱したジェイ・イエラスやマーク・デイビス(共にPAAの役員)がWal-Mart FLW Outdoorsの会長であるアーウィン・ジェイコブスやトーナメント・ディレクターのチャーリー・エバンスと協議を持っているとPAAオフィシャルサイトに掲載されていたが、ここにきて、FLWが来シーズンから新ツアーレベルのトレイルをスタートすると宣言。その内容とスケジュールを発表した。

 バスフィッシング・バブルがさらに膨れ上がろうとしている。Wal-Mart FLW TOURを主催するWal-Mart FLW Outdoorsが、ツアーとは別に同レベルのトレイル開幕を発表した。名称はWal-Mart FLW シリーズで、全5戦を開催。2006年3月にキックオフを果たす。
 
 FLWシリーズの特徴を追っていくと、まず第一に、アングラーはマイボートで4日間の日程を競技する。参戦ボート数は200艇で、ウエイトは初日から最終日まで持ち越し。200名が最初の3日間を競技し、最終日のみトップ10にカットされる。各トーナメントが12日間のオフリミット制を導入。エントリーフィーは2750ドル。チャンピオンシップはノーエントリーフィーで開催される。アングラーはアルコールとタバコメーカー以外のロゴワッペンの着用を認められ、予選ラウンドの3日間は選手のユニフォームで、最終日はFLW系スポンサーのユニフォームを着用する。
 またこのトレイルの模様はFLW TOURマガジン、そしてFox Sports Net(民放)で放送されているFLW Outdoorsの番組内でFLW TOURと同様の扱いで配信される。

 シーズン終了後の最終成績からトップ100は2007年度FLWシリーズへの優先クオリファイが与えられ、トップ30はシーズンエンドに開催されるフォレスト・ウッド・カップへクオリファイ、そして2007年度FLW TOURへの優先クオリファイを獲得する。

 アーウィン・ジェイコブスは「FLW TOURに出場したくても、ウェイティングリストに乗ったままで出られないアングラーが多かった。バスフィッシング産業が成長するにつれて、アングラーの要望が上がってきているし、それに応えたいと思った」と新シリーズ開幕の意図を明言した。

 2006年度FLW TOURへの変更は現在のところ発表されていないが、2007年度には、FLWらしい新しい試みを導入する。2007年度はWal-Mart FLW TOURチャンピオンシップが、フォレスト・ウッド・カップとして生まれ変わる。2007年大会からはFLW TOUR、FLWシリーズ、ストレーンシリーズ、BFL、レンジャーオーナーズ大会から総勢80名が収集され、基本的にはFLW TOUR選手v.s. FLWシリーズアングラーの図式でブラケット(勝ち抜き式)が組まれる。
 大会は5日間の日程で開催され、最初の2日間を1回戦、3日め、4日めを2回戦、3回戦と消化し、最終日(トップ10が進出)はウエイトがゼロに戻され、ヘビエストウエイトが勝者となる方式。優勝者には50万ドルが授与されるが、勝者がレンジャーボートのオーナーだった場合、100万ドルの賞金が授与される(各大会の優勝賞金は10万ドル)。

 現在、FLWシリーズの参戦枠、200名中100名分は、昨シーズンBASS CITGOバスマスターツアーに参戦した選手用にリザーブされている。ボートブランドに限らずエントリーが可能で、通常、FLW系トーナメントではレンジャーオーナーが最初にレジストレーションを済ませ、その後チャンピオン/ストラトスオーナー、そして一般となっているが、今回は早い者勝ちでエントリーを開始する。
 残りの100名枠は、昨シーズンFLW TOURに参戦したアングラー用としてリザーブされている模様。

Wal-Mart FLWシリーズ2006の日程
第1戦:3月8-11日 ジョージア州レイク・レニアー
第2戦:5月3-6日 ケンタッキー州カンバーランド
第3戦:5月31日-6月3日 テネシー州オールドヒッコリー・レイク
第4戦:10月11-14日 ミズーリ州レイク・オブ・ヂ・オザークス
第5戦:11月15-18日 アラバマ州スミス・レイク

+For more infomation, click www.FLW Outdoors.com.

Posted by DODGE at 2005年10月12日 17:01 in 海外トーナメント:FLW, スナップショット

mark-aa.jpg