2005年09月22日

マーテンスが2連勝/WON Bass U.S. OPEN:

05usopenfay3martens2-2.jpg WON Bass U.S.OPENが全日程を終了。優勝は、2日めの首位を守り抜くどころか、最終日にも13.72Lbというレイク・ミードではビッグウエイトを叩き出したアーロン・マーテンスだった。マーテンスは昨年のU.S.OPENに引き続き2連勝。BASS CITGO バスマスターツアー2005のAOYに続き、彼は今季2つめのビッグタイトルを獲得した。「私は2年連続でバスマスター・クラシックを2位で終わっていて、でも今日、U.S.OPENで優勝できて気分が晴れた」とコメント。彼の圧倒的な強さに、会場では大きな喝采を浴びた。

05usopenday3martens1-2.jpg  今年3月、アーロン・マーテンスはバスマスターツアーでAOYを獲得。その後、8月にバスマスター・クラシックへ出場するが2年連続の2位で終わった(彼は過去4年間でクラシック2位を3度経験している)。そして迎えたWON Bass U.S.OPEN。昨年度の覇者として今大会に挑んだが、そのプレッシャーをはね除け、見事頂点に返り咲いた。彼は初日12位でスタートし、2日めに首位に躍り出る。高い気温、低い水位による重度のプレッシャーがかかったレイク・ミードで10Lbを超えるウエイトを持ち帰るのは偉業といわれていたが、マーテンスは2日め、3日めと連続で13Lbオーバーをウエイイン。ブッチギリの優勝劇を演出した。しかも2年連続優勝は、U.S.OPEN24年の歴史上2人めの快挙である。


05usopenday3bailley-2.jpg ひとりめの2年連続優勝はマイク・フォークスタッド(2001年、2002年)。また過去にU.S.OPENを2度制覇したのは、リック・クラン、バイロン・ベルビック、ジョン・マーレイに続き4人め。ちなみに、フォークスタッドは唯一3度の優勝を果たしている。

 マーテンスのパターンは、トップウォータープラグ、ジャークベイト、ドロップショットリグをローテーションさせる見事な展開。2日めの時点で「今日は予想した以上に釣れたのでラッキーだった」と述べたが、ただラッキーなだけではU.S.OPENを制覇できない。最終日も堂々のトップウエイトを持ち帰った。

05usopenfay3hite-2.jpg05usopenfay3kato-2.jpg マーテンスに約7Lbの差をつけられたが、U.S.OPENルーキーのショーン・ベイリーが2位に入賞した。彼もトップウォーターベイトを多用し、最終日、12.55Lbというグッドウエイトをウエイインした。またオールタイム・WON Bassフェイヴァリットのゲーリー・ドビンスが3位に入賞。彼はU.S.OPENと平行して行なわれたWON Bassウェスタン・クラシックにも出場しており、彼はクラシックの優勝者となった。ちなみに、ドビンスは35ftのディープを攻略した。4位にブレット・ハイト、5位にジョン・マーレイが入賞した。
 またビッグフィッシュ賞はリック・クランが獲得した(2日めにウエイインした4.63Lb)。

05usopenday3sato-2.jpg 日本人アングラーでは、ノンボーター部門で出場した佐藤義和さんの19位が最高位。

+WON Bass

Posted by DODGE at 2005年09月22日 16:28 in 海外トーナメント:その他, スナップショット

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