2005年08月01日

KVDが2度めのクラシック制覇、マーテンスは2位に/BASS 2005 CITGO Bassmaster Classic:最終日

classic0531-2.jpg ペンシルバニア州アレゲニー、モノンガヒーラ&オハイオ・リバーといった3つの河川を舞台に開催されていた第35回BASS CITGO Bassmaster Classicは全日程を終了した。今季ツアーでAOYを獲得したアーロン・マーテンスが2日めをリードしたことで、同年にクラシック制覇という快挙が垣間見えていたが、最終日、若き帝王・ケビン・バンダムが猛チャージ。2001年度大会に続き2度めのクラシックの頂点を極めた。この日、バンダムは唯一のリミットメイカーとしてステージに登る。昨日首位のマーテンスとは約1Lbの差があったが、5尾で4Lb13ozをウエイイン。バンダムは最終的にマーテンスのトータルウエイトを6oz上回り、第35回クラシックを奪冠した。KVDは、「ホントにタフな大会で、勝てるかどうかすら想像できなかった」と激戦を伝えている。それもそのはず。バンダムが3日間でマークしたトータルウエイト(12Lb15oz)はクラシック史上最小のウイニングウエイトだったのだ(それまでの記録は1987年優勝者ジョージ・コクランの15Lb15oz。ちなみに、その大会もオハイオ・リバーで開催された)。「今回は、(パターンなどで)多くの間違いをしたから、泣きながら家路につくものだと思っていた」と述べたが、本当に崩れ落ちたのは、2位に甘んじたマーテンスのほうである。彼は過去4年間で3度のクラシックを2位でフィニッシュしている(2002年、2004年、2005年大会)。3位以下にはジェラルド・スインドル(2004年度AOY)、4位ジョージ・コクラン(2005年度FLWチャンピオンシップ覇者)、5位マイケル・アイコネリ(2005年度FLW TOUR第6戦優勝)が入賞した。

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Posted by DODGE at 2005年08月01日 11:07 in 海外トーナメント:BASS, スナップショット

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