2005年10月17日

大森さんが今季2勝め/BASSセントラルオープン:最終日

05takcetralwin.jpg アーカンソー州レイク・ノーフォークで開催されていたBASS CITGOバスマスター・セントラルオープンは全日程を終了。とにかく戦前からまったくいい噂が伝わってこなかったこの一戦。なぜならBASSは今大会でノーフォーク初見参。ダム自体は1944年にノースフォーク・リバーを堰き止めて完成したが、バスフィッシングは近年までそれほど盛んに行なわれていなかったようだ。ベジテーションがなく、クリスタル・クリアな水質。立ち木、沖のハンプやロックも少なく、撃てるスポットがかなり限られるといった超難関レイクである。しかもハリケーンの影響で大会が延期され、プラクティスで得たパターンが潰されたアングラーも多い。そういったタフな状況を勝ち抜ける選手。経験値の多さが、大森貴洋さんをバックアップしたのだった。大会最終日も湖面はカームで、水質はクリア。50名で競技されたこの日、リミットメイクできたのは8名。大森さんは4尾で7Lb10ozをウエイイン。しかし前日までのリードもあり、2位のクレイグ・ドウリングに4Lb10ozの差をつけて完全優勝を飾った。タフなときはライトリグかと思いきや、なんと必勝パターンにはクランクベイトを使用。大森さんは今季バスマスターツアー第1戦(レイク・トホ大会)を制しているため、ワンシーズン2勝め。「同じ年に2勝できるなんて、気持ちがいいね」とコメントした大森さんだったが、「最後の最後までハードに釣った。ウエイインするまで自分が優勝できると思っていなかった」と述べた。3位以下はジェレミー・ガイドリー、デビッド・ワートン、ダグ・ギャレットが入賞した。

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Posted by DODGE at 2005年10月17日 11:48 in 海外トーナメント:BASS, スナップショット

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