2005年10月17日

コイヘルペス:防府の養殖場、2次検査でも陽性反応 県、3千匹の処分命じる /山口

 防府市大崎の養殖場で死んだニシキゴイから県内で初めてコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出た問題で、県は12日、国の研究機関「水産総合研究センター」(三重県)で2次検査された4匹のうち3匹の陽性が確認されたと発表した。

 また、この養殖場内では新たに別の池のコイからも陽性反応が出たことから、県は養殖中の約4000匹のうち約3000匹を処分するよう命じた。また、養殖池近くのため池から河川への排水を禁じ、住民にチラシを配布して注意を呼びかけている。
 感染が判明したコイは、いずれも岡山県の業者から出荷された。同時期に出荷された京都や熊本など5府県でも同様に1次検査で陽性反応が出ている。このため、県水産課は「この業者が感染源である可能性が高い」とみている。【佐藤丈一】

(毎日新聞)

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Posted by DODGE at 2005年10月17日 10:54 in KHV関連

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