アラバマ州ピックウィック・レイクで開催されているエバースタート・チャンピオンシップ2005は全日程を終了した。今大会決勝に出場した選手の内、6名がWal-Mart FLW TOURを主戦場とする先鋭たちと、レベルの高いファイナル・ラウンドとなった。決勝初日を3位で折り返したサム・ニュービーが自身3度めの栄冠を手中に。西からの刺客、ゲイブ・ボリバーを1oz差に押さえ見事な優勝劇を演出した。
決勝初日は、カリフォルニア州出身のゲイブ・ボリバーが11Lb14ozをウエイインし会場を沸かせた。なぜなら、昨年のチャンピオンシップもカリフォルニア州出身のブレント・エーラーが制しており、アメリカではバスフィッシング後進地域と呼ばれるエリアから2年連続優勝者を排出か!?とセンセーショナルな状況を演じる。しかし、それにストップをかけたのが、スティーブ・ケネディーだった。12Lb12ozとウエイインしトップに立ったケネディーは全体的にタフと言われながらも「私のエリアはバスが多い。明日もグッドウエイトを持ち帰られそうだ」と胸を張った。
最終日、アングラーたちは予想もつかない展開と対峙する。水門で繋がっているレイク・ウィルソンのゲートが1日中閉じられたままで、この開閉によって起こるカレント・パターンが消滅。ほぼ半数のアングラーが苦戦を強いられ、2名がノーフィッシュで帰着した。
そこに決勝両日を通して唯一リミットメイクに成功したサム・ニュービーが8Lb3ozをウエイイン。追い上げるボリバーをなんと1oz差で押さえ、自身3度め、3年ぶりの優勝を成し遂げた。ちなみに、彼が2002年のFLW TOURレイク・シャンプレーン大会を制したときも1oz差で優勝を決め、しかも2位の選手は西海岸出身(ディーン・ロハス)だった。
2位以下には順にゲイブ・ボリバー、スティーブ・ケネディー、ジョナサン・ニュートン、ジェリー・グリーンが入賞した。
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Posted by DODGE at 2005年11月06日 14:41 in 海外トーナメント:FLW, スナップショット