オオサンショウウオ絶滅危機 広がる日中交雑種

日本固有種で国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオと、中国の外来種との交雑種が広島市佐伯区の八幡(やはた)川で見つかったと、広島市などが発表した。これまで関西や岡山でも交雑種は見つかっているが、広島では初めて。今回見つかった5匹以外にも交雑種がいる可能性は高いといい、関係者は「在来種の存亡にかかわる大きな問題」と指摘している。

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足利で特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の防除活動 学童クラブと共同で

 足利で被害が拡大している昆虫「クビアカツヤカミキリ」の防除を目的とした取り組みが7月13日、市立桜小学校(足利市千歳町)南側の旧袋川桜並木で行われた。(足利経済新聞)

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「見つけたら殺処分して」 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」兵庫県内初確認

 兵庫県は29日、桜や桃の木に寄生する特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が県内で初めて確認されたと発表した。農業被害や倒木を招く恐れがあり、県は「見つけた場合は殺処分してほしい」と呼びかけている。

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多摩川に外来種の藻類が繁茂、一度侵入したら根絶は困難…アユ生育にも悪影響

 川の生態系に悪影響を与えることが懸念されている外来種の藻類「ミズワタクチビルケイソウ」が、今年も東京都青梅市の多摩川に繁茂していることを奥多摩漁業協同組合(青梅市)が確認した。河床に大量発生すると、餌となる藻類の成長が阻まれたアユが育たなくなる恐れもあるため、同組合が気をもんでいる。

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人工島に野生アライグマ どこから?住民も驚き 神戸・六甲アイランド

 神戸市東灘区の人工島、六甲アイランドで特定外来生物のアライグマが1頭見つかった。市によると島内での目撃例は珍しい。本土と人工島の「海峡」は最も短い所で約400メートル。海を泳いだのか、橋を渡ったのか-。

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釣りあげた外来魚の数は… 琵琶湖固有魚の保全を目指し、駆除釣り大会

 琵琶湖の固有魚のホンモロコやフナなどを守るため、伊庭内湖外来魚駆除釣り大会がこのほど、滋賀県東近江市伊庭町の「能登川水車とカヌーランド」周辺であり、同市在住の親子連れら約110人が、ブルーギルを釣り上げた。

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おさかな天国?「タマゾン川」◆熱帯魚なぜ生息【時事ドットコム取材班】

 東京都と神奈川県の境を流れる多摩川で、本来生息しないはずの熱帯魚や大型肉食魚などの外来魚が次々と見つかっている。南米アマゾン川になぞらえ「タマゾン川」という言葉も生まれたが、河川の「アマゾン化」は多摩川に限らず、各地で進んでいるという。なぜ日本の河川に熱帯魚が生息するのだろうか。生態系に影響はないのか。(時事ドットコム編集部 横山晃嗣)

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