ヌートリアに食べられ伝統野菜ピンチ 捕獲もイタチごっこ 松江

 松江市黒田町一帯で江戸時代から栽培されている伝統野菜「黒田せり」が、特定外来生物ヌートリアによる食害でピンチに陥っている。セリ田の四方と天井をネットで囲っても隙間(すきま)から入り込んで葉を食べるため、今季だけで50万円以上の損害を受けた農家もいる。大型ネズミの仲間であるヌートリアは捕獲が難しく、イタチごっこが続いている。

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ソテツ被害1年で3倍超に 害虫カイガラムシ 奄美大島、加計呂麻島、喜界島

 2022年11月に鹿児島県奄美大島で初確認され、ソテツの葉や幹、根に寄生し枯死させる外来種「ソテツシロカイガラムシ」(通称CAS)被害について、県はホームページで被害発生状況を公開している。25年2月末現在、同島内の5市町村と喜界町で被害が確認され、累計被害本数は6547本。24年3月末の3倍超に拡大している。県など関係機関は被害拡大を食い止めるため、防除への協力を呼び掛けている。

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ハワイの街中で外来種を探したら…… 大繁殖中の“ヤバすぎる”生き物の姿に「こんないるの!?」「かわいいのになぁぁぁ」

 米ハワイのオアフ島で外来生物を探す様子が「こんないるの!?」「生命力の強さ感じます」とYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で13万回以上再生されています。

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京都の「生きた化石」保護へ 特定外来生物や交雑個体の繁殖抑制、在来種の回復へ

 京都市の鴨川流域などに生息する国の特別天然記念物オオサンショウウオを保護するため、京都市が2025年度から対策強化に乗り出す。マイクロチップ装着による固有種の個体管理などを進める一方、生態系に影響を与える恐れがあるとして国が「特定外来生物」に指定した外来種や交雑個体の繁殖を抑制し、在来種の回復を目指す。

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ザリガニやヒキガエルを逃がしたら、罰金300万円!?

 法律を知れば、見える景色がきっと変わる。町中やビジネス、話題のニュースなど、私たちの日常にひそむ「ふしぎな法律」。そのモヤモヤを解き明かしていきます。知っていますか? ヒキガエルやザリガニを逃がしたら、罰金300万円!? 今回追うのは、身近な生き物にまつわる法規制の動向。弁護士の著者による描き下ろしのイラストも添え、『世にもふしぎな法律図鑑』(中村真著/日本経済新聞出版)から抜粋・再構成してお届けします。

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アユ遡上増、8地点で確認 櫛田川自然再生推進会議 三重・松阪で開催

調査結果報告に意見も「天然と放流、区別し調査を」
 櫛田川の自然再生を目指して、地域住民や有識者、関係団体などが連携して活動することを目的とした「第10回櫛田川自然再生推進会議」(事務局=国土交通省三重河川国道事務所)が17日午後2時から、三重県松阪市川井町の市橋西地区市民センターで行われた。魚道改良後のアユの遡上(そじょう)数のモニタリング調査結果などについて意見が交わされた。

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米国でゴキブリをおさえてNo.1害虫に!日本各地で生息地を広げる「アルゼンチンアリ」のヤバい実態

ひとたび「巣」をつくれば駆除が超絶困難に
大群で押し寄せて家の電気機器を破壊し、仏壇の供物は真っ黒に……。
アリといえば一昨年「要緊急対処特定外来生物」に指定されたヒアリが有名だが、ひとたび巣をつくれば駆除が超絶困難になる「アルゼンチンアリ」が、日本各地で生息地を広げているという。

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クローン増殖ザリガニ、駆除策まだ定まらず…池の水ぜんぶ抜けない 沖縄・那覇

 那覇市公園管理課は11日、特定外来生物のザリガニ「ミステリークレイフィッシュ」が県内で初めて確認された天久ちゅらまち公園の池で、ザリガニの駆除に向けて枯れたハスの撤去作業を行った。

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