人工島に野生アライグマ どこから?住民も驚き 神戸・六甲アイランド

 神戸市東灘区の人工島、六甲アイランドで特定外来生物のアライグマが1頭見つかった。市によると島内での目撃例は珍しい。本土と人工島の「海峡」は最も短い所で約400メートル。海を泳いだのか、橋を渡ったのか-。

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釣りあげた外来魚の数は… 琵琶湖固有魚の保全を目指し、駆除釣り大会

 琵琶湖の固有魚のホンモロコやフナなどを守るため、伊庭内湖外来魚駆除釣り大会がこのほど、滋賀県東近江市伊庭町の「能登川水車とカヌーランド」周辺であり、同市在住の親子連れら約110人が、ブルーギルを釣り上げた。

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おさかな天国?「タマゾン川」◆熱帯魚なぜ生息【時事ドットコム取材班】

 東京都と神奈川県の境を流れる多摩川で、本来生息しないはずの熱帯魚や大型肉食魚などの外来魚が次々と見つかっている。南米アマゾン川になぞらえ「タマゾン川」という言葉も生まれたが、河川の「アマゾン化」は多摩川に限らず、各地で進んでいるという。なぜ日本の河川に熱帯魚が生息するのだろうか。生態系に影響はないのか。(時事ドットコム編集部 横山晃嗣)

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成田空港がカメ144匹捕獲 昨年9月に滑走路侵入、離陸遅れるトラブル 再発防止へ滑走路近くの池で

 成田空港で昨年9月、滑走路にカメが侵入し航空機の離陸が遅れた問題で、成田国際空港会社(NAA)は9日、再発防止にむけて周辺の調整池や水路計7カ所で行っているカメの捕獲作業を公開した。同日までに罠(わな)にかかるなどした144匹を捕獲。約9割が外来種のアカミミガメだった。

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外来種のウシガエル「捕まえて食べてやる」 意気込んだ中学生、持ち帰ったのはまさかの希少種

 森の中に生息し、兵庫県内での絶滅が危惧されている希少種・モリアオガエルの生体が、同県多可町中区の「なか・やちよの森公園」で発見された。見つけたのは、職業体験で訪れた中学生。藤浦薫事務局長は「豊かな自然を感じてもらう絶好の機会になったのでは」と目を細める。

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害虫「クビアカツヤカミキリ」繁殖・産卵前に防除 成虫の活動開始日、気温から予測

幼虫が桃、梅を食い荒らす
 栃木県農業試験場は、幼虫が桃や梅の木を食害する特定外来生物、クビアカツヤカミキリの成虫が木から出て活動を始める日(初発日)を気温から予測する方法を開発した。繁殖・産卵前の成虫を効果的に防除し、木の中を食い荒らす幼虫の発生を抑える。同じ地点での初発日を調べたデータがあれば、全国で活用できる。

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タイワンハブが増殖、捕獲数で沖縄の在来ハブを逆転 10年間で4倍に

 強い毒を持つ特定外来生物のヘビ「タイワンハブ」の捕獲数が10年間で4倍近くになり、2019年から在来のハブより多くなっている。捕獲地域は本部半島とその周辺に集中。11~20年の咬症(こうしょう)はハブと比べて10分の1以下で、死者は出ていないが、住民からは生息域の拡大による咬症の増加や生態系への影響を懸念する声が上がっている。

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サクラが危ない 外来カミキリから守れ 目撃報告をスマホに…早期駆除に向け、専用サイト

 サクラやウメなどの木を食い荒らす特定外来生物、クビアカツヤカミキリ対策として、群馬県は31日、目撃情報をインターネット上の地図に表示するシステムを新たに構築すると明らかにした。スマートフォンやタブレット端末を使って県民が手軽に専用サイトから報告でき、県はリアルタイムの情報を市町村と共有して早期駆除につなげる。成虫が発生し始める6月中にも運用を開始し、東毛地域を中心に拡大する被害を食い止めたい考えだ。

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