「日本で魚が獲れない」のを海水温のせいにする人の盲点 世界の水産物の漁獲量・生産量ランキングで日本はトップ10にも入らず

 サケ・サンマ・サバ・スルメイカをはじめ、マイワシなどの一部の魚種を除き、ほぼ全魚種の水揚量が減り続ける日本。その原因としてよく挙がるのが海水温の上昇です。農作物で言えば米の収穫量が天候に左右されるように、海水温の変化は水産物の資源量に影響を与えます。

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ハワイでは高級魚 未利用魚「シイラ」のジャーキー、高校生が商品化

 地球温暖化の影響により秋田県沖で収穫量が増加傾向にある未利用魚「シイラ」を活用した「シイラジャーキー」が2023年末に発売され、徐々に人気が広がっている。県立男鹿海洋高校と地元で洋上風力発電事業に取り組む三菱商事などが協力して商品化した。見過ごされてきた漁業資源の価値が改めて見直されている。

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種子島だけに群生するから…新たな名前は「タネガシマハナサンゴ」 絶滅の危険性、最も高く

 現存するサンゴで、最も絶滅の危険性が高いとされる「ハナサンゴモドキ」の名称が、唯一の群生地として知られる鹿児島県の種子島を前面に出した「タネガシマハナサンゴ」に変更された。埋め立てを含む大規模整備が予定される西之表港(西之表市)の港内で、多数の個体が確認されている。

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見つかったのは「一般の人も遊べる場所」 勝浦・鴨川に新種エビ 千葉県中央博の駒井氏、405件目の発見

 千葉県立中央博物館(千葉市中央区)の駒井智幸動物学研究科長は勝浦市と鴨川市の磯で、新種のエビを発見したと発表した。発見された房総半島にちなんで「ボウソウトゲツノモエビ」と名付けられた。駒井さんは「調査が進む房総半島沿岸で見つかるとは予想していなかった」と新種発見の喜びを語った。

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特定外来生物「コクチバス」岐阜市の長良川で初確認 8月、御料場の上流

 岐阜県内の木曽三川で確認が相次いでいる魚食性の高い特定外来生物「コクチバス」が今年8月、岐阜市の長良川で見つかっていたことが分かった。成魚1匹が動画に映っており、正式に県が確認すれば、岐阜市では初で、長良川本流では3例目になる。

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大型外来魚レイクトラウト 本栖湖で175匹捕獲 初確認から1年 山梨県

 生態系への悪影響が懸念される大型外来魚レイクトラウトが本栖湖で初確認から1年、山梨県の調査でこれまでに175匹が捕獲されたことが分かりました。県は、湖での繁殖が裏付けされたとし、駆除に向け、産卵場所の特定など本格調査に乗り出す方針です。

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アユの天敵とされる「コクチバス」完全駆除目指す協議会設立 24年度までに強い電流を流すボート追加等 岐阜

 岐阜県特産のアユの天敵とされる特定外来生物「コクチバス」の完全駆除を目指す協議会が設立されました。

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西川貴教、琵琶湖博物館に500万円寄付「地元滋賀の将来を担う子供達へのクリスマスプレゼント」

 「T.M. Revolution」などの活動で知られる歌手の西川貴教(53)が25日、地元へのクリスマスプレゼントとして滋賀県立琵琶湖博物館に500万円を寄付した。

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捕まると厳罰なのに「上海ガニの密輸・密売」が減らないワケ

 サイズやオス・メスごとに分類され、整然と陳列されたカニたち。ざっと見たところでも、その数は80匹以上という品揃えだ。全身を縄で十字に結えられているものの、目や触覚が動いたり泡を吹いたりしており、活きの良さを感じさせる。

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