山梨・本栖湖のヒメマス守れ 外来魚に食べられ激減、釣り客も来ず

 本栖湖(山梨県富士河口湖、身延町)の観光資源として、長年親しまれてきたヒメマス釣りが危機にひんしている。大型の外来魚に捕食され、釣果が激減。富士河口湖町などは、外来魚駆除のための釣りイベントを今秋に開催するなど、ヒメマスを守る取り組みを始めている。

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湖全体を埋め尽くしていた「ボタンウキクサ」はいま… 爆発的に繁殖した外来植物の撤去が劇的に進む 少しでも残すと3カ月で1000倍に!?【宮崎発】

 2024年夏に宮崎県小林市の野尻湖で爆発的に繁殖していた外来植物ボタンウキクサ。2025年1月から除去作業が開始され、4カ月あまりが経った。現在、ボタンウキクサは減っているのか!?現地を取材すると、劇的に撤去が進んでいた。

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アユ遡上増、8地点で確認 櫛田川自然再生推進会議 三重・松阪で開催

調査結果報告に意見も「天然と放流、区別し調査を」
 櫛田川の自然再生を目指して、地域住民や有識者、関係団体などが連携して活動することを目的とした「第10回櫛田川自然再生推進会議」(事務局=国土交通省三重河川国道事務所)が17日午後2時から、三重県松阪市川井町の市橋西地区市民センターで行われた。魚道改良後のアユの遡上(そじょう)数のモニタリング調査結果などについて意見が交わされた。

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京都市がオオサンショウウオ在来種保全強化へ、マイクロチップで個体管理

 鴨川水系などに生息し、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオの在来種の保護に向け、京都市は新たに生息・繁殖環境の保全などの対策を強化する。マイクロチップを使って在来種の管理を強化し、個体数の回復を目指すとしている。

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茨城・霞ケ浦で鉛弾の使用規制へ 鳥類の鉛中毒防止を検証 環境省

 狩猟に使われている鉛弾について、環境省は2025年度から茨城県の霞ケ浦一帯で使用を規制する方針を固めた。全国での規制導入に向け、鳥類の鉛中毒を防ぐ効果を検証することが目的で、実施に向けて地元自治体や猟友会と今後調整を進める。

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山陰の小京都・津和野のコイ激減 500匹以上いたのが10年で半数以下…「鯉の町」復活へ、クラファン開始 高校生も返礼品制作「コイの姿残したい」

 山陰の小京都として知られる島根県津和野町で、殿町通りの掘割のコイが減っている。コイヘルペスや動物による捕食などが原因で、10年前に比べて半数以下の約200匹になった。「鯉(こい)の町」らしい景観を守ろうと、官民が連携して対策に乗り出した。

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鹿児島県・龍郷町 とおしめ地区の機能回復へ堆積土砂除去、調整池しゅんせつ、マングローブ苗移植へ

 龍郷町は国の緊急しゅんせつ推進事業を活用し、浦の橋立とおしめ地区で調整池に堆積(たいせき)した土砂を除去する工事を進めている。工期は今年度(2024年度)までで調整池の機能回復が図られるが、外来種のモクマオウなどの樹木とともに除去されたマングローブについては苗が育っており、今年度中にも移植に取り組む。

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「生き残ってくれ」 本栖湖で外来魚食害のヒメマス 成魚放流などの対策で漁再開目指す

 山梨県の富士五湖の1つ、本栖湖にいるはずのない北米原産の大型外来魚「レイクトラウト」が初めて釣り上げられ、確認されたのが令和4年11月。繁殖による悪影響が懸念される中、6年10月には秋のヒメマスが試し釣りで釣果がなく、漁の解禁が初めて見送られた。漁協など地元関係者はレイクトラウトによる食害が原因とみており、この春のヒメマス漁の再開を目指して対策に本腰を入れている。

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吉野川に稚魚放流命令…県が漁協連と3漁協に

 徳島県は8日、吉野川で漁業権を持つ吉野川漁業協同組合連合会と、三好河川、吉野川西部、麻植阿波吉野川の3漁業協同組合に対し、漁業法に基づき、稚魚の放流などを求める増殖命令を出した。アユやアマゴの稚魚の放流などを5月末までに行うよう命じている。

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ワカサギ不漁 出荷過去最低 霞ケ浦・北浦 漁業者に危機感 水温上昇が影響 茨城

 茨城県の霞ケ浦・北浦名産、ワカサギが今季、過去最低水準の不漁となる見込みが強まっている。ワカサギの漁期は夏から年末にかけてだが、霞ケ浦漁業協同組合(同県行方市玉造甲)と取引のある水産加工業者5社へのワカサギ出荷量は今季、わずか42キロ(16日現在)。同漁協が統計を取り始めた2013年以降で最も少なくなると見込まれている。不漁の要因として、近年続く猛暑による水温上昇の影響が指摘され、漁業関係者らは危機感を募らせている。

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