「サクラマスとは違う魚が釣れた」 山形県が定めるマニュアルに反し「ニジサクラ」の幼魚放流

 山形県が開発したブランドマスニジサクラの生産を担う県水産振興協会が、県が定めるマニュアルに反し、ニジサクラの幼魚およそ1000匹を鶴岡市の赤川に放流していたことが分かりました。県は、ニジサクラには生殖能力がないものの生態系への影響は否定できないとしています。

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1杯の水で魚の生息状況特定 龍谷大の「環境DNA」分析が日本の川救う

 全国的な河川環境の悪化を背景に龍谷大は福井県立大発のスタートアップ、フィッシュパス(福井県坂井市)と連携し、「環境DNA」分析を用いて河川に生息する魚種を地図上に表示できるアプリの開発に乗り出した。水産資源の「見える化」を徹底し、水産業の振興と生物多様性の保全を目指す。

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ニジマス釣り場、再開を断念 岐阜市の長良川、残った魚回収開始

 岐阜市湊町の長良川鵜飼の観覧船乗り場に期間限定で2月1日に開業した管理釣り場(釣り堀)から、ニジマスが大量に流出した問題で、開設した長良川漁業協同組合は2月29日までに、営業再開を断念する方針を県など関係機関に伝え、釣り場に残った魚の回収を始めた。

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平年のわずか3% 琵琶湖のアユ漁獲量激減 昨夏の猛暑原因か

 琵琶湖の湖魚を代表するアユのエリ漁の漁獲量が今年1月現在、平年のわずか3%しかないことが滋賀県の調べで判明した。三日月大造知事は20日の定例記者会見で「大不漁だった2017年を下回る『極端な不漁』で、動向を注視したい」と危機感を示した。昨夏の猛暑による影響で産卵が激減したことが原因とみられる。

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大型外来魚レイクトラウト 本栖湖で175匹捕獲 初確認から1年 山梨県

 生態系への悪影響が懸念される大型外来魚レイクトラウトが本栖湖で初確認から1年、山梨県の調査でこれまでに175匹が捕獲されたことが分かりました。県は、湖での繁殖が裏付けされたとし、駆除に向け、産卵場所の特定など本格調査に乗り出す方針です。

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アユの天敵とされる「コクチバス」完全駆除目指す協議会設立 24年度までに強い電流を流すボート追加等 岐阜

 岐阜県特産のアユの天敵とされる特定外来生物「コクチバス」の完全駆除を目指す協議会が設立されました。

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琵琶湖の水位「マイナス1センチ」ならどれくらいの水量が減ることに?関西1450万人利用するマザーレイクがピンチ 『幻の道』が湖底から出現して離島につながる珍しい光景

 どこまで下がるのでしょう。10日現在の琵琶湖の水位は、『マイナス73センチ』となり、雨不足を原因とする水位低下が続いています。

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霞ケ浦のワカサギ、歴史的不漁 夏の高水温が影響 茨城

 霞ケ浦のワカサギ漁が歴史的不漁となっている。夏から年末にかけて漁期となるが、今年は9月ごろから漁獲が「ほぼゼロ」の日も珍しくない。専門家は今夏の水温上昇が要因と指摘。短期間での回復は難しい状況という。国内有数の産地として、関係者は対策協議を近く行う。

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