不快な外来ヤスデ大発生 「いたちごっこ」毎日の作業にお年寄り悲鳴 対策阻む高齢化・過疎の現実…

 「ヤンバルトサカヤスデに悩んでいる」−。11月中旬から南日本新聞社に投稿が相次いでいる。南薩、鹿児島市、大隅半島まで地域も広い。県内全体の状況把握は難しいが、鹿児島市が2020年度に配った駆除薬剤は1万2246袋(11月25日現在)と、昨年度1年間の9708袋を大幅に超えた。台湾原産の不快害虫は沖縄や宮崎、高知など9都県で確認されているが、鹿児島が最も深刻なようだ。

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「嫌われ者」ナメクジに夢中 女性研究者が外来種求めて「捜査網」に挑む

 その見た目から「気持ち悪い」生き物の代名詞とも言えるナメクジを追う女性研究者がいる。全国の外来種を探せ! そんな前例なき「捜査網」に挑む情熱の源に迫る。(THE KYOTO)

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移動博物館がやってきた 喜界町  郷土の自然環境に理解深める

 鹿児島県立博物館(鈴木敏之館長)の移動博物館事業「博物館がやってきたin喜界町」が、26日から喜界町役場コミュニティーセンターで開催されている。会場には鹿児島の天然記念物や貴重な生物の剥製、喜界島の動植物などの自然資料、恐竜の化石などが展示され、訪れた小中学生らが興味深そうに見入っていた。29日まで。

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1日で10cm伸びる脅威のつる 除草剤効かず 沖縄の電柱も木も覆う

 つるが1日約10センチ伸びるとされる特定外来生物のつる性植物ツルヒヨドリが開花期を迎え、繁茂する範囲が広がっている。耕作放棄地などで縦横無尽に茂る名護市真喜屋区の通称「前田原」や屋部区の「長筋山原」、高さ約8メートルのモクマオウをすっぽり覆い隠す我部区の「大袋」など、さまざまな場所で繁殖が確認されており、地域で除草作業が行われている。

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希少動植物の観察楽しむ 奄美大島でウオーキングイベント

 鹿児島県奄美大島中南部の奄美中央林道で23日、エコツアーガイドが案内するウオーキングイベントがあった。約20人が参加し、11キロの山道を歩いて希少な動植物の観察を楽しんだ。環境省の重点対策外来種に指定されているセイタカアワダチソウの除去作業も行い、身近な自然と環境保全に理解を深めた。

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かいぼりでジュンサイ60年ぶり復活…東京・八王子の池

 全国各地の池や堀で、水を一時的にすべて抜いて天日干しする「かいぼり」が行われている。最近はテレビ番組でも特集されるほど注目されているが、そもそも、なぜかいぼりをする必要があるのだろうか。(科学部 天沢正裕)

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外来魚駆除せず、経費を不正受給か 能登川漁協が元准組合員を告訴

 外来魚駆除経費17万円を不正受給したとして、滋賀県の能登川漁業協同組合が18日、詐欺の疑いで、元准組合員を滋賀県警東近江署に告訴したと、滋賀県漁協連合会が発表した。実際は駆除していないのに500キロを駆除したと申告していたという。同署は告訴状を同日受理した。

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このまま居着くかな? 由良川にコブハクチョウ飛来

 京都府福知山市筈巻の由良川で、このところ白鳥1羽の姿が見られる。野鳥に詳しい市自然科学協力員会の大槻浩さんによると、種類はコブハクチョウで、「野生の個体が福知山で観察されるのはおそらく初めてでは」という。

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