川面を埋め尽くす南米原産の「ホテイアオイ」駆除は越年… なぜ増えてしまったのか

 水槽に浮かべる水草としてもなじみの深い南米原産のホテイアオイが高松市の春日川で大量に繁茂し、およそ2キロにわたって川面を埋め尽くした。繁殖力の強い外来種で、河川を管理する香川県が10月から本格的な撤去作業を開始。ホテイアオイを回収し、焼却や堆肥化を進めている。当初は年内の処理完了を目指していたが、県高松土木事務所は「完了は1月の見通し」という。なぜ、こんなに増えてしまったのだろうか。

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ダム湖が一面緑色に 外来種の水草、2年連続大発生 除去費億単位、アユの姿も消え… 鹿児島・さつま町

 さつま町の鶴田ダムの貯水池・大鶴湖で、外来水草が昨年に続いて大量発生している。管理所が除去を進めているが、繁殖力に追いつかない。除去費用は前年度の1億5千万円を超える可能性もある。同町と伊佐市にまたがる湖はアユの産卵地で、生態系への影響も懸念されている。

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用水路に大量の金魚を投棄 動画拡散、養殖業者認める

 金魚の産地で知られる奈良県大和郡山市で、大量の金魚が用水路に投棄される動画がユーチューブに投稿された。朝日新聞社の取材で、投棄したのは市内の養殖業者と分かった。この業者は事実を認め、「売り物にならない金魚だが、処分するのもどうかと思い、用水路に流した」などと説明している。

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「ザリガニ相談ダイヤル」、環境省が開設。外来種の野外放出防止に向け

 環境省は、ザリガニに関する外来生物法の規制の内容に関する情報提供や、飼養しているザリガニが規制対象であるか否かの相談を受け付けるため、「ザリガニ相談ダイヤル」を開設した。

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フロリダに寒波襲来 国立気象局が異例の注意報 「降ってくるイグアナにご注意ください」

 米国立気象局のマイアミ支部が21日、ツイッターでクリスマスの25日の最低気温がマイナス1度から4度になるという予報を公表。「暖かくして過ごしてほしい」と訴えただけでなく、樹上にいる外来種のイグアナが落下してくることに対しても注意を呼び掛けた。

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ビルマニシキヘビが食卓に?、外来種食べて駆除促進なるか 米フロリダ州

(CNN) 米フロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWC)が州衛生局と連携して、侵略的外来種のビルマニシキヘビを食べても安全かどうか判断するための水銀濃度検査を行っている。もし安全が確認されれば、州内のレストランのメニューや食卓にビルマニシキヘビ料理が登場するかもしれない。

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ダム湖で外来種の水草大繁殖 一面黄緑色、長さ12キロ 名所「曽木の滝」に迫る

 鹿児島県のさつま町と伊佐市にまたがる鶴田ダム湖で、外来種の水草が大量発生し、上流の観光名所「曽木の滝」近くまで、長さ約12キロにわたって水面を黄緑色に覆っている。2019年も大繁殖したが、寒くなると枯れて湖底に沈んでヘドロ化し、水質悪化につながる恐れがあり、国土交通省鶴田ダム管理所が除去に追われている。【足立旬子】

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米フロリダ州が「ニシキヘビ察知犬」を導入 「トルーマン」が最初のお手柄

 米フロリダ州の野生保護局が外来種の「ビルマ・ニシキヘビ」を察知できる犬の調教を開始。最初に訓練を受けた2匹のうち、ラブラドール・レトリバーの「トルーマン」が、このほど体長2・4メートルのニシキヘビを察知し、訓練の成果が確実に出ていることが明らかになった。

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ペットから野生化したインコ、関東中心に増加…30年で2倍

 インド南部やスリランカなどが原産の外来種ワカケホンセイインコが、じわじわと生息数を増やしている。継続的に調査している日本鳥類保護連盟(東京)によると、東京や神奈川を中心に、この30年で2倍近くの約1500羽になった。農業や生態系への影響はないのだろうか。(石川千佳)

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