「特定外来生物」対策を支援するハンドブック作成 分布状況や防除方法をとりまとめ 愛知県

 ペットや食料として持ち込まれた、本来その土地にはいない他の地域の生物を「外来種」と呼びますが、その中でも、爆発的に増加して生態系のバランスを崩すだけでなく、人の健康や産業などにも被害を及ぼすものは「特定外来生物」として国が指定しています。

“「特定外来生物」対策を支援するハンドブック作成 分布状況や防除方法をとりまとめ 愛知県” の続きを読む

外来種の遺伝子持つオオサンショウウオ 固有種の危機紹介 「アクア・トトぎふ」

 国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」の置かれている状況を知ってもらおうと、岐阜県各務原市の世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」で、県内で発見された中国由来の外来種「チュウゴクオオサンショウウオ」の遺伝子を持つオオサンショウウオが展示されている。3月10日まで。

“外来種の遺伝子持つオオサンショウウオ 固有種の危機紹介 「アクア・トトぎふ」” の続きを読む

かれんな黄色い花…でも危険 特定外来生物オオキンケイギクに注意

 黄色く、かれんな花をつけるオオキンケイギク。道端でよく見られるキク科の植物だが、実は環境省の特定外来生物にも指定されている「厄介者」だ。その強い繁殖力で大量に繁茂して在来植物の生息場所を奪うとされ、相模原市では深刻な広がりを見せている。

“かれんな黄色い花…でも危険 特定外来生物オオキンケイギクに注意” の続きを読む

外来種アメリカハマグルマ駆除 奄美市、住用マングローブ林

 鹿児島県奄美大島で環境保全活動などに取り組むNPO法人ゆいむすび実行委員会(川村辰也理事長)は27日、奄美市住用町のマングローブ林で外来植物アメリカハマグルマの駆除を行った。会員や環境省の職員、市民ら19人が参加。約1時間の作業で45リットルのごみ袋17袋分を取り除いた。

“外来種アメリカハマグルマ駆除 奄美市、住用マングローブ林” の続きを読む

イタセンパラ、どこへ 淀川水系生息域で確認できず 2023年調査

 国の天然記念物の淡水魚・イタセンパラが、京都府内の木津川や桂川を含む淀川水系のうち唯一生息してきた城北(しろきた)ワンド群(大阪市旭区)で、2023年は確認されなかった。国交省淀川河川事務所が、同年12月に開いた流域委員会で報告した。06年から見つからなくなり、大阪府内の施設で飼育していた淀川産の成魚500匹を13年10月に放流。自然繁殖を繰り返し、18年の稚魚調査では2万767匹と過去最多に達して以降は減少傾向にあり、22年は80匹だった。【小泉健一】

“イタセンパラ、どこへ 淀川水系生息域で確認できず 2023年調査” の続きを読む

松くい虫被害、近年急増 沖縄・恩納村で立ち枯れ深刻 防除対策しても歯止め効かず

 リュウキュウマツの松くい虫被害が県内で深刻化している。恩納岳や隣の石川岳では、広範囲にわたって松が赤くなって立ち枯れしている様子がはっきり分かる。恩納村は毎年、被害木を切り倒して焼却するなど防除対策しているが、歯止めがきかない状態だ。(北部報道部・下地広也)

“松くい虫被害、近年急増 沖縄・恩納村で立ち枯れ深刻 防除対策しても歯止め効かず” の続きを読む

外来植物の分布拡大懸念 奄美大島 自然を考える会が駆除経過など確認

 「奄美の自然を考える会」(森山力藏会長)は14日、鹿児島県龍郷町の国道沿いや山間部などで、外来植物「センダンキササゲ」の分布状況や、昨年11月に環境省などと共に行った駆除作業の経過状況を確認した。近年は奄美大島でも分布域が広がりつつあり、一部地域では奄美大島の固有種「アマミクサアジサイ」の自生地も脅かされているとして、参加者からは拡大防止へ向け駆除継続を訴える声も聞かれた。

“外来植物の分布拡大懸念 奄美大島 自然を考える会が駆除経過など確認” の続きを読む

「クマが東京23区内に現れる日も遠くない」アライグマやハクビシンまで都会に出没する理由

「人がクマに襲われた」というニュースが頻繁に流れてくるようになった。なぜ害獣は増え続けるのか?今回は害獣と人間がせめぎ合う最前線を訪ねた。

“「クマが東京23区内に現れる日も遠くない」アライグマやハクビシンまで都会に出没する理由” の続きを読む