京都府は、府内で絶滅の恐れのある野生生物のリストいわゆるレッドリストをこのたび改訂しました。
新種として分類されたヒメタゴガエルが、今回、初めてレッドリストに掲載されました。ヒメタゴガエルは京都市で発見されたことにちなみ、学名はRana kyotoと命名されました。
新たに絶滅危惧種に分類されたキブネゴケ科のキサゴゴケは、京都府内で初めて発見されました。ヤスジゴケ科のヒロハススキゴケは京都府内で初めて発見され、京都府のレッドリストに要注目種として今回、初めて登録されました。
シロヒレタビラは、絶滅危惧種から絶滅寸前種に絶滅のラングが上がりました。特に木津川水系で特定外来生物・コクチバスのエサになっている可能性があります。
京都府は、レッドリストを通じて生物多様性の重要性を学び、保全活動への協力など、日々の行動に反映させてほしいと訴えています。