管理釣り場のニジマス、長良川に流出 増水で囲い土砂流され、遡上鮎への影響懸念

 岐阜市の長良川鵜飼の観覧船乗り場近くの管理釣り場が、増水で囲いの土砂が流されるなどの被害を受けていたことが22日、分かった。今月1日、期間限定で開業したばかりで、放されていた産業管理外来種のニジマスの多くが本川に流れ出たとみられる。国土交通省木曽川上流河川事務所長良川第一出張所は、事態の報告を求める行政指導をした。

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三重の“アイドル”オオサンショウウオを後世へ 生態調査し保護活動

 豊かな自然環境の象徴として、三重県名張市が発信し始めた世界最大級の両生類・オオサンショウウオ。市内の川に生息する在来種は国の特別天然記念物。3000万年前からほとんど姿を変えていない貴重な生物が、私たちの身近な川でゆらりと泳いでいる。世界の人々にも人気がある、三重県の控えめなアイドルを推(お)してみませんか。【久木田照子】

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世界自然の島、奄美大島と徳之島で希少動物の交通事故死が過去最多 環境省「個体数の増加が影響か」

 環境省は9日、鹿児島県の奄美大島と徳之島に生息する希少動物の2023年の交通事故死が過去最多になったと発表した。国指定特別天然記念物アマミノクロウサギは175匹(前年比27匹増)、国指定天然記念物ケナガネズミは65匹(同29匹増)と大幅に増えた。

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「特定外来生物」対策を支援するハンドブック作成 分布状況や防除方法をとりまとめ 愛知県

 ペットや食料として持ち込まれた、本来その土地にはいない他の地域の生物を「外来種」と呼びますが、その中でも、爆発的に増加して生態系のバランスを崩すだけでなく、人の健康や産業などにも被害を及ぼすものは「特定外来生物」として国が指定しています。

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外来種の遺伝子持つオオサンショウウオ 固有種の危機紹介 「アクア・トトぎふ」

 国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」の置かれている状況を知ってもらおうと、岐阜県各務原市の世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」で、県内で発見された中国由来の外来種「チュウゴクオオサンショウウオ」の遺伝子を持つオオサンショウウオが展示されている。3月10日まで。

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かれんな黄色い花…でも危険 特定外来生物オオキンケイギクに注意

 黄色く、かれんな花をつけるオオキンケイギク。道端でよく見られるキク科の植物だが、実は環境省の特定外来生物にも指定されている「厄介者」だ。その強い繁殖力で大量に繁茂して在来植物の生息場所を奪うとされ、相模原市では深刻な広がりを見せている。

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外来種アメリカハマグルマ駆除 奄美市、住用マングローブ林

 鹿児島県奄美大島で環境保全活動などに取り組むNPO法人ゆいむすび実行委員会(川村辰也理事長)は27日、奄美市住用町のマングローブ林で外来植物アメリカハマグルマの駆除を行った。会員や環境省の職員、市民ら19人が参加。約1時間の作業で45リットルのごみ袋17袋分を取り除いた。

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